環境を作り出しているのは「私」
最近よく耳にするのが、
あなたが一番接している友人五人の年収の平均が
自分の年収になっている。
そのぐらい環境が大事だというのは、もう言わなくてもわかるという人が多いと思うが、その環境、実は自分で作っていることには気づいてない人も少なくないような気がした。むしろ昔の私からしたら、気付いても認めたくなかった。
自分が今いる環境がよくないから自分は不幸だとか、
自分がいる環境のせいで今やりたいことができない。
私はそういう考え方をずっと持っていた。
そのほうが責任が他人にあり、楽だと思っていた。
なんで自分だけこんなことになるの??とか、
誰々のせいで私は今この環境にいて不幸だ!!とか….
ネガティブさだけは誰にも負けない感じだった。
そして気付くと、
毎日愚痴ばっかりで、超絶ネガティブで、
さらにその環境はどうにもならないんだと自分の無能さを認め、変えることをあきらめていた。
結局愚痴を言ってるだけでは環境が変わらないとわかったが、
その嫌だと思った環境も実は自分が作り出しているとは知らなかった。
そんな!私が望んでこの環境を選んだでも言うの?と当時の私は言いそうだな。(笑)
幸いなことに、たくさんの出会い、多くの価値観と接することで、
人は感じている感情で環境を変えることができると気づいた。
今それを引き寄せの法則と解釈するのが主流かもしれない。
悪いことが起きると、嫌な気分になって、
さらに嫌なことが起きるなんてことない?
常に穏やかな人だと、そういうのが少ないイメージがある。
完全に悪い出来事をなくすことはできないだろうけど
だって、人生谷があるから山が見える状態で、それも人生の醍醐味じゃないか。
でも見え方は明らかに変わる。
今自分の環境が嫌で何かに不満を感じるなら、
まず、不満を持つことに罪悪感はいらないとわかってほしい。
だって、普通だもん。
嫌なことがあって、嫌な気分になって、ちょっと愚痴る。
そのぐらい人間として普通の感情。
それがダメとは言わない。
でもほどほどにしよう。だって、自分でもわかるでしょ?不満言っても変わらない。その不満を言っている自分も本当は嫌なんでしょ?
なら、自分がどう変わったらその環境を変えられるのかを考えてみるほうが、希望が持てて、楽しそうじゃない?
できないなんて思わないで、できる、みんなそんな力がある!
ほんの小さなことでいいから。
自分の好きな曲を聴くとか、好きな食べ物を食べるとか、好きな場所に寄ってみる。小さな「好き」から自分の「ほしい」を思い出して、それが大きな幸せにつながるかもしれない。
環境はいくらでも変えられる、自分がそうしたいならば。
自分が居心地の良い環境を、自分で作っていこう。
これ、10年前の自分に知ってほしかった。