日本の浴室は最高!水回りが弱い中国と電気系統が弱いマレーシア
海外に住むと、日本のインフラがいかに神がかっているかよく分かります。
中国は家のおから工事はもちろん、水回りが弱い傾向があります。
5年住んでいた家は、3LDKの立派なマンションだったんですが、シャワーのお湯が全く安定せず、熱い冷たいの繰り返しでちょうどいい湯加減が数秒しかないのでその瞬間に急いで体にかける、みたいなことをしなければなりませんでした。
これは給湯器の大きさによると説明されました。備え付けだったので私には選びようがなかったのですが、家を購入する場合はなるべく容量の大きい給湯器を選ぶと友人たちは話していました。
さらに、水質が悪いためにシャワーの目詰まりが早くて、5年の間に3回シャワーヘッドを取り替えました。
キッチンの水道もある日突然水が出なくなり、修理に来てもらうと水道管が汚れて詰まっているから交換と言われ、シンクごと交換しました。
私が住んでいた地域では、水質の問題で水道管が3年くらいで交換が普通だと言っていました。日本では何十年も水道管の交換なんて不要ですよね?
マレーシアのペナン島に2年住み、この夏休みも2ヶ月クアラルンプールに滞在していたのですが、マレーシアは電気系統が弱いです。
シャワーの給湯システムの問題で浴室での感電事故が時々起きており、10年前に住んでいた時もちょっと怖いと思っていました。
今回滞在していた民泊のうち2件で、浴室の給湯スイッチが入らなくなり、ホストを呼んで修理してもらう事態になりました。
マレーシアでは壁にシャワー用のお湯を温めるスイッチが付いているのですが、それが押せない、もしくは押してもお湯にならないという状況でした。
1件は天井に設置してある電気コードがショートしていると言われました。修理はすぐにできるんですが、浴室でショートって怖いですよね….
この給湯システム、何とかして欲しいなあと思います。
日本はスイッチ1つで自動給湯、保温ができ、シャワーの目も詰まることがなく、水道管も何十年も交換不要。
電気コンセントは壁に完璧に収まっていて滅多にトラブルは起きない。
本当に世界から見れば神がかってます!
そんなことができる日本の職人について研究している中国人の知人がいます。職人と言うと伝統工芸などを思い浮かべますが、それだけでなく、建築家や大工さん、リフォーム、電気水道工事、全てのインフラに携わっている仕事人たちがすごいです。
システムを開発設計した人は神です。
技術だけでなく、丁寧にきめ細やかにミリ単位のズレも許さず慎重に仕事をする日本人の精神、仕事に向き合う姿勢の賜物ですよね。
海外在住者としては、日本の給湯システムを全世界に輸出して欲しいと願うばかりです。
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