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繊細なあなたと1年前の私へ
こんにちは、りりです。
突然ですが、HSP(エイチ・エス・ピー)って知っていますか?
Highly Sensitive Person
ハイリーセンシティブパーソン
非常に感性が強く敏感な気質を持った人のことをいい、先天的な気質、生まれ持った性質であることがわかっています。
人口の15%〜20%、5人に1人が該当。
逆にいうと80%の人がHSPではないといえます。
少数派であるがゆえに周囲に理解されづらく、周りに合わせようと無理をして生きづらさを感じてしまう人たち。
そんな繊細さのカケラも見当たらないと思っていたのに、まさか自分がHSPだったなんて!
私がHSPを自覚したのはこの本
武田友紀・著
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本
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・なぜ人と接してこんなにも疲れるのだろうか
・なぜ私だけせわしなく動いているのだろうか
・なぜ困ったとき平気で頼ってくるのにこちらが苦しんでいるときは助けてくれないのだろうか
これは私が1年前に感じていたことです。
当時を振り返ってみると
「なぜ?なぜ?」
ばかりが頭を占領し、自分の出来なさをご丁寧に並べあげ自己否定を繰り返していました。
そして誰にも相談せず一人で悶々と悩んで過ごす日々。
苦しい理由の正体は一体何なのか
すがるようにひたすらGoogle検索する毎日。
弱音を吐いてはいけない
愚痴を言うことは悪いことだ
ずっと自分の気持ちを飲み込み続けていたために言葉にすることも思考を深めることも、何より心身共に疲れ切っていたのでとてもじゃないけどできない。
Google検索で叩き出された中から自分にフィットした答えを見つけては気持ちを紛らわせていたのです。
自分の気持ちをGoogleに教えてもらうのもなんだかおかしな話ですが。
そんな中で「HSP」というワードを見つけて興味を持ち調べていたところ、ヒットしたのが武田さんの本でした。
「これ、まんま私やん」(大阪弁)
まるで自分の行動を見ているような錯覚。
気晴らしを兼ねた旅先のホテルのソファで衝撃が走ったことを今でもはっきりと覚えています。
同じ部屋でくつろいでいた家族にも不審がられるほどの衝撃は相当なものでした。
読み進めていくうちに多くの気づきがありました。
今悩んでいる人へ、そして過去の私の備忘録として書き留めておきます。
1.生きづらさは自分を変えるのではなく自分に合うことを探すのがいい
生きづらいのは全部自分のせいだ
なんとかしなきゃって思っていませんか?
実は自分のせいなんかじゃなくて自分に合っていないだけなんです。
すべてはなるようにしかなりません。
起こるべくして起こっています。
だから不本意なことが起こったとしてもまぁしょうがないよね、そんな気持ちでいたら随分とラクになります。
仕事や家族に対して「合わないな」と思っていてもきっぱりと離れるのは難しいかもしれない。
そんな時は自分が少しでもラクになる方向を模索しましょう。
なんなら逃げたってオッケーです。
2.他人を優先しない
自分を後回しにして他人を優先していませんか?
これ、細やかなことによく気がついてしまうHSPあるあるです。
「このくらいならやってあげよう」
相手のために時間を使っていたら自分への優先度がどんどん低くなります。
頼まれた時にはじめて動くくらいでちょうどいい。
あとは見ぬふりをしましょう。
余談ですが、私はわが家の洗濯担当(夫)にお願いされない限り洗濯に手を出しません。
以前は「なんでこの時間に洗濯機回さないの?」と苛立ち、担当を押し退けて先回りしてやっていました。
会社でも総務として困っている社員がいないか常に意識を張り巡らせて業務にあたっていました。
結果、イライラするわ、仕事が増えるわで自分の業務が進まず踏んだり蹴ったり。
やらないと決めたらとってもラクになりました。
些細なことですが私の中の革命的出来事の1つです。
3.自分が直感的にいいなと思う人や場所を大切にする
もう、そのまんま。
直感って案外当たるんです。
どこがどうだからこうだ、とうまく言えませんが(スミマセン)第一印象で感じたことがその後ジワジワと明らかになっていく経験を私自身、幾度となくしています。
最初に抱いた感情を冷静に俯瞰することが大切です。
嫌いの感情を認めないとこちらから相手のご機嫌を取りに行ってしまうのでここは距離を見誤らないようにしましょう。
好きの感情については、もう間違いないです。
どんどんいきましょう。
カフェ、本屋、SNS…
好きな場所には自分と同じ感性を持った人たちが集まるといわれています。
私が苦しい時に色々とググっていたところSNS上で居心地のよい場所を見つけました。
見る専門ですがとても元気をもらっています。
生きづらさを感じている人はぜひ覗いてみてください。
4.最後に
「とりあえずやってみる」
勇気が出る魔法の言葉です。
完璧を求めたり失敗しないように綿密に計画を立てて動けなくなっていませんか?
でも完璧じゃなくてもよくて、失敗しながら学んでいく過程と捉えたらどうでしょうか。
足りないのは失敗と経験
現在の私はそうやってジタバタ試行錯誤してやっています。
noteもそう。
誰の役にも立たないかもしれないことをつらつらと書いているけど、少なくともここに吐き出すことで気持ちの整理になっています。
「とりあえずやってみる」
ほんの些細なことでもいいから小さなチャレンジを積み重ねていきませんか?
大それたことじゃなくてもいいから。
魔法の言葉を胸に明日も自分らしくやっていきましょうね。