命を食べるということ。アニマルウェルフェアと畜産について学び始めた。
2年弱前に沖縄の黒島に行き、島民より遥かに多い約3,000頭の牛たちを目の当たりにしてから、「私は本当に肉を食べ続けて良いのだろうか。生きるために他の生き物を殺すとは、一体どういうことなのだろうか」とずっと頭をモヤモヤさせてきた。
そして今年やっと重い腰をあげて肉食、畜産、動物性食品について色々と調べ始め、様々なダークサイドを知ることとなった。
あまりに残酷な事実もあり、1週間は立ち直れないほどのトラウマを負った(お前のトラウマどころの話じゃない!畜産動物の立場に立ったらアウシュビッツ収容所よりも残酷なことがたくさん行われている、ってことはよくわかってます。自分のことばっかり悩んでいた自分自身の馬鹿さ加減に凹みまくった)
で、色々と調べていく中でオリラジの中田さんの説明が、
畜産について環境問題の側面、動物への虐待にあたる倫理的側面、
世界で飢えに苦しむ人たちをも畜産が苦しめているという側面など
とてもわかりやすく説明してくれていて、納得。
ぜひ、まずはこの動画を観ていただきたいっ↓↓
いかがだろうか。このまま畜産を増大させていくことがあらゆる面から考えて非合理的で倫理的にも厳しいことがわかってくる。(もちろん、自分自身でももっと調べて、動物に愛情かけて飼育している畜産農家さんのことや色々な人の立場も考えないといけない)
そして、肉を食うな!とは思わないのだが、
その裏側で何が起こり誰が困っているか誰が利益を得ているかを考えた上で判断しなきゃなあと思う。
何も考えず流される先にあるのは、恐らく地球温暖化がどんどん
進んで困っている私たち自身と、感受性の強い人には耐えられないレベルの残酷な動物虐待だ。
それに、世界では今9億人の人が年間飢餓で亡くなっているとのことだが、
家畜の飼料となっている穀物を飢えに苦しむ人たちに再分配出来れば、
餓死の問題も解決出来るみたい。
アメリカではビヨンドミートなどハンバーガーや加工食品にすればほぼ味がわからないレベルの植物性肉が開発されているし、そういった安価な商品はすべて植物肉で対応していき、
畜産の数を減らし、飼育される動物は飼育環境から屠畜まで不安や恐怖を徹底して取り除いていく形で肉食を残せば良いのではないだろうか、簡単に言うけど難しい道のりだろうなあ。
(私はそこまで肉が食べたい派ではないけれど、畜産業を一生懸命やっている人たちや食物連鎖を考えると完全に肉食をやめる必要があるのかは疑問がまだまだある)
引き続き、出来ることをすこしづつ調べて、寄付なのかファンドなのかわからないけど、いつか畜産動物のための支援をできるようになりたい。
(そのために、ジュエリー頑張って売る!そして利益の2割は動物に還元すると決めた)
この話題は引き続き、書いていこうと思います。
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