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昔懐かしい味を求めて〜甘口の麦味噌作り〜

昨日は、初めて麦味噌を作りました。

ずっと、美味しい麦味噌を探してました。
九州出身ということもあり、甘口の麦味噌が無性に食べたくなるのです。

子供の頃から慣れ親しんだ味がやっぱり恋しくなる。
それも、母の知り合いの農家のおばちゃんが作る麦味噌が絶品で、この味がずっと忘れられない。
この味に近い麦味噌はないものかと九州産の味噌を食べてみるが、全然違う。
どれも甘さよりも塩っぱさが強い。

そんな時、麦麹の量を多く入れると甘口になるということを知り、
それなら自分で作ろうと思い、昨年から色々とレシピ検索。
すると、作るなら1月〜2月頃が最適ということで、それまでに材料を揃えておこうと、探しておりました。

大豆は直ぐに買えるけど、関東では麦麹を売っているお店がなくて、半分諦めてました。
そんな時、主人が思い当たるお店があるからと、問い合わせしてくれて、今お店には置いてないけど予約発注してくれるということで、ようやく目処が立ちました。

それが一昨日入荷して、雪の中主人が買ってきてくれました。

麦麹の生ということもあり、日持ちしないので、
早速その日の晩に大豆を水に浸して、下準備にかかりました。
次の朝、大豆の状態を見たら、2倍以上に増えていてビックリ!
たっぷりの水に浸したつもりでしたが、大豆が顔を出していて、慌てて水を追加しました💦
あんなに増えるとは思いもしませんでした…

後で測ってみると、1kgの大豆が2.246kgに😳
麦麹は2kg使うから、これはうちにある鍋やボールでは一回では作れないことに気づく。
手間と時間はかかるけど、同じ工程を2回行うことにしました。

はじめ大豆を圧力鍋で煮る予定でしたが、
朝の予想外の出来事からレシピを再度検索し直していたら、大豆を蒸す方法があり、
これは試してみたいと思いました。
うまくいかなくても2回目もあるし。

アルミの籠に大豆1kg入れたら、圧力鍋のマックスの高さギリギリセーフ。
そこから、20分加圧して様子を注意深く見てましたが、特に問題なく蒸し上がりました!
食べてみると、柔らかくてそのままでも美味しい大豆。
煮大豆よりも多分柔らかく仕上がっていると思う。
毎年、煮黒豆作るけど、指で軽くは潰れないからね。
これは直ぐにペースト状になるし、何よりも大豆の香りが広がり、味も濃い。
ということで、2回目もこちらを採用することになりました。

その間に、麦麹と塩を合わせて塩きり作業に入る。
主人には大豆潰しをお願いしました。
ここは、時間との勝負。
大豆が40度くらいになったら一気につぶして、常温くらいまで冷めてから、麦麹と合わせてます。
種水(大豆の煮汁)を加えながら、固さ調整をして、耳たぶくらいの固さがどのくらいかよくわからないけど、想像しながら混ぜていきました。

そして、野球ボール位の団子を作り、空気をぬいて、容器に詰めていきます。
上層部に塩をまぶして、サランラップを隙間なく引き詰める。皿を重石にして蓋をしました。

残りの味噌は、ジップロックに空気を抜きながら詰めていきました。
空気を抜く事で、カビ繁殖を抑えられるようです。

ここは慎重に行いました!

試行錯誤しながらも夢中で作業をしていたら、夕方になっていました😱

10時過ぎから開始して、片付けまでして終わったのが、17時。
昼ご飯も食べずに良く働きました😅


これで、昔懐かしい麦味噌の味に少しでも近づけたら嬉しいなぁ😊

今回も主人の機転と行動力のお陰で、念願の麦味噌作りが出来ました!

有難うございました🙏

半年後の出来上がりが楽しみです🤗✨



森の精霊たち



今日も素晴らしい日を有難うございます🍀






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