見出し画像

さらにその向こうへ


人生をめちゃくちゃにして、こじらせてこじらせて
お手上げになって、アダルトチルドレンを自覚した。

それから長い間、
いろんな人の力や、いろんな存在の力をかりて、
今はもう克服できたと思っている。

大切な家族がいて、
私のことを理解して助けてくれる友人もできた。
両親とも仲良くできている。
病気はしたけど今もこうして生きてるし、
仕事だってある。

苦労して手に入れた幸せだけど、
私はもっともっと、その先が知りたい。

一点の曇りもない、安穏の空を見てみたい。

果てない輪廻を繰り返して、
ずっと、
迷ってきた。


ねえ、何のために私達生きているの?
どうせ死ぬのに。


子供の頃は、
宇宙のことを思うと、とてもこわくて、
寂しくて、悲しくて。

眠るときはいつも、心細くて、、、、

誰かに抱きしめてほしかった。

この肉体があるから、あなたに触れられる。
体温の温かさ。

だけど、いくら抱きしめてもらっても、
誰と肌を合わせても、
私の穴は埋まらない。

この肉体があるから、
心ごと混ざり合うことが出来ないのかな。


アダルトチルドレンを克服できたと思う今でも、
私の心はいつだって晴れてるわけではなくて、
嫌なことがあればすぐに、
モヤモヤと、暗い影を落とす。

『うまくいかなかった。この人生も・・・。』

どこかで、そう思ってる私がいる。

まだ、今でも苦しんでる私がいる。

私なんて、どうせって、まだ思ってる。

私はずっとずっと昔に、人生を諦めてしまった。
そしてずっと拗ねて、いじけているの。


今日私はそのことに気が付いた。


『こんなはずじゃなかった・・・・』

そう思って高い理想をもって、
それによってみじめに自分でなっている。

その高い理想に、執着しているんだ。

だからありのままをみることを、なまけてる。

ありのまま、
本当の私が望んでいることは何か?
何をしにこの地球へ来たの?

いじけたいんならいくらでもそうして、
そのまま死んでまた同じことを繰り返せばいい。

私の強さは本当は尋常じゃないのに、
誰かの視線に、いつもおびえている。

大声でこれが私って言いたい気持ちを抑えて、
今日も涼しい顔して、諦めている。

私が否定されるくらいなら、
死んだほうがマシってね。
強烈なエゴ。

傷付いてしまった心を癒せてない。
そしてそんな弱い私が、許せない・・・。


人生って矛盾だらけね。
生きるって、苦しいよ。

それでも、容赦なくすべては流れていくの。
止まってくれない。
この命も。

終わったと思えば、また始まって、
きりもなくただ虚しいの。

さあ、私はどうしたい、どうする?
どうしようどうしようって言ってる間に、
この今回の人生も時間切れ。

いま目の前に、
その先へ行けるチケット置いてある。
取るも取らないも、自由。

置いてけぼりにしてきた、私を迎えに行けるのかな?










いいなと思ったら応援しよう!