英語史ライヴ2024の感想
2024年9月8日に開催されたイベント「英語史ライヴ2024」の感想について書いていきたい。「英語史ライヴ2024」は音声プラットフォームVoicyのチャンネル『英語の語源が身に付くラジオ(heldio)』で、当日朝6時から夜の6時まで様々な番組をライヴで、しかも公開で配信してしまうという企画だ。
heldioのプレミアムリスナー(通称ヘルメイト)は公開放送に参加する権利を与えられていたので、私は現地で存分にこのイベントを楽しむことができた。遠方から駆けつけたリスナーも多く、堀田先生の偉大さをあらためて感じた。
後日、運営委員からイベントで撮った何枚もの写真が共有された。あれから幾度となく写真を眺めては、時間の経つのも忘れて楽しかった思い出に浸っている。ここで公開することはできないので、そのうちの1枚をイラストで再現してみた。少しでも雰囲気が伝わったら嬉しい。
全てを語るわけにはいかないので、個人的なハイライトをピックアップして書こうと思う。それでも随分と長くなってしまったが。
古英語LINEスタンプお披露目(12:30ごろ)
このnoteでも何度か書いたとおり、私は制作メンバーの一人になっていたので、スタンプのお披露目番組に出演した。古英語スタンプはこの年の春ごろに持ち上がった企画で、英語史ライヴの日に発売できるようメンバー一同で準備を進めていた。特に8月の下旬はこの作業に追われていたので、無事完成したときは「あとは英語史ライヴを楽しみに待つだけ」という軽やかな心持ちになった。
この番組の生放送開始と同時にスタンプショップのURLと、スタンプを送信できるLINEのオープンチャットが公開された。生放送に参加しながらスマホでLINEのオープンチャットを見ていたが、思いがけず多くの方が放送中にスタンプを購入してチャットに送信してくださった。
裏番組収録(終日)
実は生放送の裏番組というものが存在していた。別室でヘルメイト企画・出演の番組が収録されていたのだ。ヘルメイトの皆さんは、ガツガツしていないけれど抜群の企画力・調整力・実行力を持ち合わせている。裏番組を聞いたら、堀田先生なしでここまで面白い番組が作れるのか、と驚くだろう。アーカイヴで順次配信される予定なので期待されたい。
英語史クイズ(16:00ごろ)
知識はさっぱりだが、一度参加してみたかった待望の英語史クイズ。どうやって大人数でのクイズ大会を行うのだろうと思っていたら、会場の床を「田」の字に分けるようにテープを貼って、正解だと思うマスに移動する4択クイズ形式だった。とても良く考えられている。さすがkhelf!どのマスに移動しようかとガヤガヤ相談したり、正解のマスにいる人たちがキャッキャとはしゃいだりで大学以上のレベルの知識が問われているクイズ大会とは思えない盛り上がり方だった。
井上先生& 3Ms(フィナーレ)
生放送企画の最後を飾るのは、Youtube『いのほた言語学チャンネル』でもおなじみの井上逸兵先生と3Ms(五所万実先生、尾崎萌子先生、北澤茉奈先生)だ。五所先生は惜しくもオンラインでのご出演となったが、井上先生、3Ms、堀田先生が一堂に会する場を生で見られるなんて、またとない機会で、かなりテンションが上がった。この収録は早くもYoutubeの方で公開されている。(堀田Voicy--heldio--英語史ライブで収録させてもらいました!第272回)
懇親会
真のメインイベントは打ち上げの飲み会かもしれない。この日のために準備してきた堀田先生、khelfのメンバー、その他関係者の方々は解放感でいっぱいだったことだろう。生放送イベント中は各々が自身の務めで忙しかったので、私もこのときに色々な方とゆっくりお話ができた。そして、井上先生ともこの機会に初めてお話しさせていただき、なんとツーショットで写真まで撮っていただいた。これは宝物だ。
懇親会では、ヘルメイトの何名かが挨拶をされた。中には英語教育に対する真摯な思いをお話しされる方もいらっしゃり、目頭が熱くなる場面もあった。録音していないのが惜しいくらいだ。(heldioでもう一度お話ししていただけませんかね?)
おわりに
堀田先生、khelfのみなさん、関係者の皆さん、協賛出版社の皆さん、ヘルメイトの皆さん、素晴らしいイベントをありがとうございました。英語史活動(hel活)が今後ますます広がることを願っております。