見出し画像

日本統治時代の台湾 祖母の住まいを探して3

日本統治時代の台湾に住んでいた祖母の住まいを探して、2019年秋に台北を訪れた際、旧住所などを頼りに見つけた場所の一つがここでした。
当時の繁華街だった西門町にあるこの萬年商業大楼が、当時、祖母の住んでいた料亭の場所でした。
普段あまり台湾時代の話をしなかった祖母が、当時の家は、門から建物の玄関までは、馬車で入っていったと教えてくれた時は、全くその話を信じていませんでしたが、実際に行ってみるとデパートの大きさに驚きました💦

引き揚げ証明書に書かれていた住所から、萬年商業大楼まで連れてきてくれたタクシーの運転手さんは、とてもとても良い方でした。祖母の話をしていると、この地区に住んでいたならとても裕福な生活を送っていたはずだよと教えてくれ、見つかって良かったと、まだ知り合って間もないのに自分の事のように喜んでくれました。

繁華街、タクシー運転手さんを始めとする優しい台湾の人達…

きっと、この時の祖母の生活は、引き揚げという名の日本初上陸を果たした後の生活よりも良かったのではないか、なんて思えて来ました。
父と母に送ろうと思った動画は、色んな感情が混ざったお陰でブレブレでした。
運転手さん、その節は本当にありがとうございました。

備忘録:
陸海軍指定の料亭日本亭は、その後映画館になったそうで、一時は東映が経営していたそうです。その後に今の萬年商業大楼になり、スケートリンクもある、若者のデートスポットになったそうです。

https://instagram.com/liliematsumine_official

#日本統治時代の台湾 #台湾 #家族の歴史 #台北 #萬年商業大樓 #taiwan #taipei

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?