一般病棟生活でのわたし
大変ご無沙汰しまくっておりました、noteでの病気のお話。
皆様ごきげんいかがでしょうか?
8月も終わりに差し掛かり、闘病記を書き上げるという自分に課した宿題は全く捗らない...というわたしらしい夏の終盤。
夏休みの宿題だってそうだったもの。
やっぱり終わりが近づかないとお尻に火がつかないんですな。
変わってなさすぎる...笑
あの日からの続き。
一般病棟に移動してからのわたし。
眠れると思ったのに眠れない、
見えなくなると思った幻覚はまだおさまらない。
期待した事にことごとく裏切られ、
果たしてわたしどうなっちゃうのかと、、、
母がいてくれる時間だけは安心できたのだけれど、帰ってしまうととにかく落ち着かないし不安定になる。
まだこの時は歩いてもいなかったはず。
ベッドまわりにありとあらゆる物を置いておかないと不安になる。
水が入ったペットボトルは絶対に。
主治医からは
歩いてね、動いてね、と言われるけれど、
いやいやどうやって?
ちょっと体を動かすだけてヒーヒー言うてたわたし。そしてすぐに熱が出る。
とにかくずっとベッドの上。
1日が相変わらず長かった。
眠れたのか眠れなかったのか分からないまま朝を迎える。
毎日毎日出来なかった事ばかりを数える日々。
なぜだろうか、毎晩熱が出るので氷枕が必須だった。
2月、真冬なのに。
睡眠薬はいつのまにか強くなるし、悪夢が凄い。
うなされて汗だくで目が覚める。
いや目が覚めるとかではないな、何だかずっと夢の中みたいな。起きているのか、はたまた夢なのか。
よく分からない日も沢山あった。
書いてるだけで、あの頃の自分が可哀想になってくる。
正直な話、
助かってよかった、生きてよかったなんて
全く思えなかった。
何でわたしはこんな目にあってるのか、
何で生きてるのか、
何で死ななかったのか。
そしてとにもかくにもぐっすり眠りたい。
頭の中はそんなことばかりだった。
暗いね。いや〜暗い。
とにかく暗い。
死にたかったわけじゃない。
それでも毎日毎日がただただしんどくて。怖くて不安で。
ずっと他人事みたいな毎日が嫌だったんだと思う。
こんなのはもううんざりやわ。なんなん。
そんな感じかな。感情がどこかでストップした感じもあり、まだ状況を完全に受け入れられてなかったように思う。
そんなある日のこと。
印象に残ってる夜がある。
いつもの様に夜を迎えて、お薬を飲むも眠れない。そんな夜だった。
ふと気がつくとまた何かが窓からこちらを見ていて
聞こえないはずの音が聞こえてくる。
真っ暗じゃなかった部屋の照明がやけに明るく感じる。
点滴の機械の音がうるさい......,.
あ〜
また始まった。
それくらいだったはずなのに、
なぜだがその日は心がザワザワして急激に不安感が襲ってきた。
しかもとどまることなく。
ちょっとしたパニックだろうか。
何かがもう弾けたみたいに
自分の中でプッツン切れた。
気がつくと、ナースコールを押しまくってた。
助けてください。
助けてください。
確かそんな風に言ったのかな。
気がつくと涙がばーっと流れてた。
びっくりした。
わたし、初めて泣いてたのだ。
直ぐに看護師さんが来て泣いてるわたしをなだめてくれた。
抱きしめてくれていた。
もう私の涙腺はバグってた。
感情大爆発。
ずっとずっと泣きたかったんです、
やっと泣けた。
辛いよー
もう全部嫌です〜
そんな様なことを言ってたのかな。
ずっと泣けなかったわたしの身体が全身で泣いている。そんな感じ。
優しい看護師さんの言葉が、また更に涙を呼んだ。
伝えてくれてありがとう。
ありがとうね。
そんな風だったと記憶してる。
ずっと抱き抱えられながら、しばらく泣いたかな。
そして薬を投与され、落ち着いて寝たのだろうか。
その辺りは覚えていない。
今でもあの夜の事は鮮明に覚えてる。
それまでに泣いて良い場面なんか沢山あっただろうに、
何故だろう、泣けなかった。
痛いや、悲しいや、辛い、を感じる暇がないくらい
怒涛の日々だったからなのか。
まだまだ現実として受け入れられなかったからなのか。
一般病棟に上がったら楽になる
という自分の中の予定が狂ったからなのか。
分からないけれど、いろんな意味で限界に来たのだろう。
それでも今思えば、泣けてよかったんじゃないか、
思い切り感情を出し切れてよかったんじゃないか、
そんな風にも思う。
しかしながら、
あの夜を越えてもなお、
まだまだ暗い病院生活が、、、笑
書いてても暗いなぁとなるばかり。
ちょっと面白くしたいのに。
笑いがないな、ごめんなさいな。
あ、ちなみに、
次の日から会う看護師さん会う看護師に、
昨日はご迷惑をお掛けしました。
と伝えるも、みな口を揃えて私じゃないと言う。
あら?
わたしはいったい誰に抱きしめてもらっていたのか。
それすら幻想なのか?
いやいやちゃんとリアルだよ笑
長くなったのでまた次回。
つづく
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