360日のアリア|1207|月齢23.7
今日のカレンダー|2023年12月07日
✤- Reading
かげのなか
いきるちからを
うしなった
人々のもと
陰として寄り添う
✤- Aria
記憶の倉庫
解き明かす
光の始祖よ
はじめから
亡き者たちを
見送る覚悟で
✤- Imaging
調査資料、所感、メモ
ヴァラーハ・ミヒラが降りる。
リベルタンゴの旋律が鳴り響く。
彼は言う。
「常に幾何学的で在れ」
エーテルの存在に目を向けよ、と。
パラーシャラは、死後の世界に存在しており
私が現世に戻るタイムリミットで
クリスマスコンサートのチケットをプレゼントしてくれた。(時間操作)
大きなコンサートホールで、とてつもない大勢の魂を昇華させた。
それはパラーシャラが創造した魂の欠片たちで、
わたしはそれらがホールの天井の真裏に存在する、
数々の星の中へ凍えていくのを見守った。
遺伝子の冷凍保存という考えが、はたして目に見えるものなのかどうかわからないが。私はそれらの魂がふたたびこの世に降りてくるための仕組みを造っているのだと感じた。輝きのない命たちが輝けるように。