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メガネの自分があまり好きではないアナタへ

私はほぼ毎日、メガネで生活している。
それにも関わらず、メガネの自分があまり好きではなかった。

2年前におしゃれなメガネを買った。
「これで私もおしゃれなメガネ女子の仲間入り!」と思ったのに、やっぱりあか抜けない。

「なんとかしたい」という一心で私が見つけたのが、やすみさんだった。

やすみさんはこんな方。

ずっと会社員で安定したいと思っていました。
ファッション関連の仕事は未経験。当時38歳、2児の母。
「メガネでおしゃれ出来ないなら、コンタクトにしたら?」とか、
「メガネって、おしゃれ上級者だから私には無理」という、世の中の当たり前で諦めることに悔しさセンサーが発動しました。
ならば、自分で実験して、見つけちゃえば良くない⁈

笹木やすみさんのブログより


「コンサルをお願いしよう」と思ったのは、やすみさん自身が「めがねの自分が好きじゃない」という悩みを抜け出し、「めがねでもいい感じの自分」を見つけていたから。

コンサルってどんな感じなんだろう?と思うかもしれない。
実際に受けてみた私のイメージはこんな感じ。

「なりたい自分像」がゴール。
やすみさんがそのゴールまでの道しるべを付けてくれる。
要所にポールを立ててくれる感じ。

ポールは立っているが、そこに線を引くのは自分自身
ポールまできて、「これはなんかちょっと自分のイメージと違うな」とか
「こんなのもありなのか?」と思った時は、やすみさんに相談してみる。

たとえば。
「きれいめ」を目指していた私に、やすみさんは「真っ白なスニーカー」を勧めてくれた。
けれど、私は外反母趾で「ここでしか靴は買わない」という店があり、その店では「真っ白なスニーカー」は扱っていなかったのだ。

「どうして白なのか?」という私の問いにやすみさんは、「白は女性らしく、きれいめに見せてくれるから」という答えをくれた。

そこで私は、「白っぽいものを選ぶこと」でも「きれいめ」に近づけるのではないかと考え、グレーのスニーカーを選択した。

やすみさんが立てたポールに、必ずしも線を引かなければいけないわけではない

「なぜやすみさんがそこにポールを立てたのか」という理由がわかれば、「じゃあ、こんなのもありかも」と別のポールを立てて、線を引くこともできるのだ。


ちょっと前をやすみさんが歩いてくれているから、私はやすみさんの真似をしながら、ちょこちょことついていった。

「めがねをかけるときは、肌を見せるのがよい」とか
「めがねには赤リップが合う」とか
「黒髪+めがねには、赤眉が合う」とか。

とりあえずやってみて、自分に合う方法を模索する日々だった。
なかでも、「毎日自撮りしてました」というのがわたしにはピン!ときた。
鏡で見ている分には「そんなに変じゃない」のに、「写真で見ると変」ということがあったからだ。

それから数日、私のスマホは私の顔だらけになった。(アルバムを開くと一瞬ギョッとする)

この方法は本当に良く効いた。自分を客観的に見れるし、どこが変なのかすぐに気づくことができた。
左右で眉の高さが違うとか、前髪の感じがちょっと変とか。

そうやって試行錯誤するうちに「あ、これが好きだな」という自分が作れてきたのだ。


4月に娘の入園式があった。4年前、息子の入園式はコンタクトで行ったのだが、「今回はメガネで行こう」と思っていた。

やすみさんには「ワードローブ」(持っている服からコーディネートを考えてもらう)のコンサルをお願いしていたのだが、入園式のコーディネートは頼まなかった。

自分の力でコーディネートしたい」と思ったから。

入園式当日は、ぎりぎりまで悩んだ。
自分で選んだ服を着て、メガネをかけて、スマホで全身自撮りしてみた。
撮った写真をみて、「うーん」と悩み、メガネを外してもう一度撮ってみた。
そして再度、メガネありの写真と比べてみたのだ。

「なんかさみしい」と思った。
メガネがないと、なんかさみしい
こんな風に思ったことは今までなかったのに。

「やっぱりメガネで行こう」そう決心できた。


後日、入園式の写真を見たのだが、正直に言って、100%満足いくものではなかった。でも、「まぁ、そこそこいいじゃん」と思えたのだ。

この話をやすみさんにしたところ、こんなメッセージが返ってきた。

「これから、試行錯誤をしていくうちに、メガネがおしゃれの味方となり、メガネをかけた自分も好き!となっていきますよ~。」

今度はどんな自分に会えるだろう?
今からワクワクしている。

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