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40代を前にして、"暮らしを整える”がようやく見えてきた~片付け編~
小学生の頃から、「丁寧な暮らし」に憧れてきた。
でも、小学生の私はいつもとんちんかんな方向に。
・「お花を飾るのが素敵な暮らし」だと思い、階段を上った先の不安定な場所に花瓶を飾る。(数日後、危ないと気づき、やめた。)
・「空気をきれいにしたい」と思い、ファブリーズをかたっぱしからかける。(無香料ではなかったため、香料が鼻につき、やめた。)
・「一か月ごとに目標を立てよう」と思い、紙に書いた目標をふすまにペタペタ貼つける。(のちに、セロハンテープの痕が残り、悲惨なことに。)
色々と思い付きはするものの、なぜか上手くいかなかった。
それは10代も、20代も変わらなかった。
収納ケースを買ってきても、うまく使いこなせなかったり、インテリアを変えてみようと試みても、なんだか変な感じになったり。
やる気だけはあるのに、空回りする自分がなんだか悲しかった。
*
ここ最近、「暮らしを整える」系の本ばかり借りている。
ミニマリストまではいかないが、「必要なものだけで暮らす」ことには関心がある。
いろんな人のやりかたを本で読むうちに、わたしなりの「暮らしの整え方」が見えてきたので紹介したい。
まずは、「使っていないもの」を手放す
「使うかどうかわからないし不安」という場合は、一旦「使わないかもしれない」ボックスにしまっておき、様子を見る。
「なくても大丈夫だな」と思ったら、手放す。
「余白があること」を楽しむ
ものを手放していくと、「余白」が生まれる。
この余白が心地よいということにようやく気づいた。
以前は、洋服ダンスにぎゅうぎゅうにつめられていた服。
まずは夏物一段だけを整理したところ、余白が生まれた。
これが心地よくて、他の引き出しにも手を付けることに。
![](https://assets.st-note.com/img/1723710006170-oj5eeg32Ph.jpg?width=1200)
ぎゅうぎゅうにつめられていたときは、
・一つ一つの服が大事にされていなかった
・取り出すときに手間だった
だったのが、こう変わった。
・一つ一つの服を大事に扱うようになった
・取り出すのがとにかくラク!
洋服以外にも手を出し始める
洋服ダンスが整うと、他のところも気になってくる。
たとえば、化粧品。
毎日使わない化粧品も入れていた化粧ポーチを辞めた。
毎日使う化粧品だけを、取り出しやすいケースに移した。
![](https://assets.st-note.com/img/1723710262432-mippJwcK1P.jpg?width=1200)
ちなみに、このケースはたまたま家にあったもの。
底が汚れるのが嫌だったので、好きな柄の布を長方形にして、ミシンで縫っただけの底じきを敷いている。
ケースは特別気に入ったものではなかったが、底じきの布が好きな柄ということで、テンションがあがる。
必要なものは、適切な場所に迎える
モノを買うときには、たとえそれが100円ショップのものでもものすごく吟味する。
「本当に必要なのか?」「買った後、モノが置く場所は決まっているか?」
たとえば、洋服などは、"タンスに入るだけ"と決めている。
洋服ダンスの上でいつも場所が決まっていなかった腕時計。
「腕時計の場所」を作りたくて、100円ショップで丸い木皿を買ってきた。
![](https://assets.st-note.com/img/1723710642230-W6jEMrUPTR.jpg?width=1200)
タンスの上に余白を作ったことで、この木皿を迎えることができた。
情報過多になりすぎないように
「洗剤のパッケージがじゃまだから、あえて何もない容器に移し替えている」という人をたまに見かけるが、あれがよくわからなかった。
とある本に、「パッケージって文字がたくさんあるから、どうしても読んでしまうんですよ。だから、情報過多になりすぎて嫌なの。」と書いてあって、ようやく腑に落ちた。
わざわざ別の容器に移し替えるのも手間なので、とりあえず剥がせるパッケージは外してみた。
![](https://assets.st-note.com/img/1723710975945-MasmtU6FKz.jpg?width=1200)
やってみると、「情報過多」の意味がよくわかった。
なにもない、のっぺりとした容器の気持ちが良いこと。
洗剤ごとに容器の形や色は把握しているので、「何が入っているか」はあえて書かなくてもいいかもしれない。(うちは同居なので、とりあえず書いてみた)
よく使うものは取り出しやすい場所に
今までは何も考えず、「とりあえず収納」していた。
これはどうなんだ?と思い、「頻繁に使うものを手前にもってくる」だけで、モノの取り出しがとてもラクになった。
加えて、「余白を作る」ことを意識しているので、モノがとりだしやすい。
どこになにがあるかも、見やすい。
こんな簡単なことに、なんで気づけなかったのだろう…と反省した。
*
「少ないもので暮らす」というミニマリストの域にはいけないが、「必要なものを選択して暮らす」というのがしっくりくるなぁと思う。
私はどうもモノを探すのが下手なので、「こんなところにあったのか!」ということがとても多い。
でも、初めから「必要なものだけ」そろえていれば、そんなこともあまり起きないのではないかなと思う。
今回は「片付け編」として、モノの管理について書いてみた。
「生活の見直し」として他にも取り組んでいることがあるので、また、書いてみたいと思う。