給食も「義務教育」の一部かもしれない
今日のお昼ごはんはファミマの生コッペパン。
これは…コッペパンなのに口の中が乾燥しないし食感も絶妙だ。人気の理由がわかった。
初めて何かを食べるとき、知っているものの中で何に似てるかと考える癖がある。
これは給食の米粉パンと近いかな。
私の育った地方では、給食で時々米粉を使ったコッペパンが出てきた。お米の甘味と特有のもちもち感。コッペパンにすることで、ふんわり感と香ばしさも加わっている。大人気だったのは言うまでもない。
こうして考えると、私は食事に関しても義務教育のお陰で色々想像を巡らせて楽しめるのかもしれない。米粉のコッペパンも、給食を除けばどれだけの人が食べたことあるだろうか。(スーパーに売っているそれは、あまり米粉感がなかった)
給食のメニューは地方によって少し違うだろうし、給食がない自治体も少数あると聞く。だけど私は給食によって、人々が概ね似たような料理を食べた経験を持てること、それを共通の懐かしさとして話せる可能性があることが大好きだ。大豆たっぷりなチリコンカンとか、アルファベット型のパスタが入ったミネストローネとか…思い出すだけで幸せになれる。
給食が無かったら一生知らないだろう料理がある。そういう意味で、給食も義務教育(一般教養)だったのかもしれないなと思う。
今は典型的な不健康な食生活をしている私ですが、食べることは大好き。
子供の感覚が生きているうちに色々な味を教えてくれた給食に感謝。