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凪日報(21)ご機嫌な日常

昨日は選挙へ行った。
休日だったので期日前投票へ行くと結構人がいた。
その中に若い人は少なかったが少しでもいい方向に世の中を進めていきたい。
政党マッチングや新聞、ググった情報で誰に入れるか決める。
学生時代はなんの興味も知識もなかったがこれはこれで楽しい。大人の楽しみだぜ。

今日は早出。
最近の朝は原付では寒い。
ヒートテックを着ると施設で動く時若干暑い。
間をとって半袖に上着を着ていく。
ちょうどいい。
天才的温度調節。悪魔的発想。神々の遊び。
てなわけで仕事をする。
エナドリをキメて入浴介助へ。
これと言って特別なことはなかったがばあちゃん達に手が温かいといつも言われる。
そうです。手があったかいのです。
夏は暑いが冬便利。
そんな事を手びき歩行しながら言って笑う。
新規の入居者さんをレクリエーションに誘い、ついでに他の方にも声をかける。
ゾロゾロとレクリエーションをしてる姿はかわいい。癒されるぜ。

昨日怪物の木こりという映画を見終わった。
亀梨和也の演技が良かった。
ここからネタバレ。
脳チップを埋め込まれてサイコパスにされた少年たちが成長したのが亀梨和也。
そしてその脳チップを埋め込まれた人を狩る犯人。
犯人との戦いで脳チップが破壊されて人の痛みや共感がわかる普通の人間になる主人公亀梨。
脳チップを修理して再びサイコパスになろうとするが最後には人の心を持つ事を選ぶ。
ラストまでサイコパスに戻ったのかどうかわからず人の心を選んだ事がわかるラストはなかなか良かった。
サイコパスの頃は邪魔で愚かで弱い合理的判断の弊害にしかならない心が価値あるものだと気づくサイコパス達の姿にグッと来るものがあった。
良き良き。
インスタで小野寺史宜の新刊が出ると知り嬉しくなる。
読みたい本が無くなることは無い。
いつまで経っても読みたい本が無くならないこのうんざりするほど続く読書マラソンに幸福を感じる。
感謝。
読書最高。

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