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2024年9月15日開催:伊藤野枝・大杉栄から読み解く、1920年代の女性と社会シンポジウム 「自由な自己の道を歩いて行こう 」
2023年9月15日(日)に、伊藤野枝・大杉栄から読み解く、1920年代の女性と社会シンポジウム 「自由な自己の道を歩いて行こう」が開催されます。下記の詳細情報をご覧のうえ、ぜひご参加ください。 ■イベント実行委員会のあいさつ 昨年は、関東大震災の後に起きた伊藤野枝・大杉栄の虐殺や、亀戸事件、朝鮮人・中国人殺害等に光が当てられましたが、今年はその関東大震災に立ち向った庶民、そして軍官や医療の動きなどの全体像にまず迫ります。鈴木淳 先生の著書は、読みながら自らの顔面が猛火に
【連載第59回より】江戸城とその周縁の初期写真・選 『もう一枚あった「ミッドウェー海戦」戦争画山口司令長官が『飛龍』と運命を共にした謎』
清水あつし(芸術監督・ギャラリー・シェイクスピア) 最近当画廊は、北蓮蔵の戦争画『提督の最期』を入手した。これは題名で検索してもすぐ出るが、昭和十七年日本の運命を変えた ミッドウェー海戦で山口多聞司令長官が、空母飛龍と運命を共にする史実を描いた歴史的 名画だ。戦争画の最高峰と言えば藤田嗣治のアッツ島、サイパン島玉砕を描いた絵が有名 だが、『提督の最期』もそれに次ぐような名 品だ。日本海軍が緒戦からの大戦果に有頂天 になり、情報戦・暗号解読・索敵偵察の不備 など、いやそれ以上