経費を改善して利益をUPする方法!!! 利益が出ている接骨院の経営数値
[利益を出す方法]
このブログをご覧の方、いきなりですが質問です! 事業で利益を出そう!!と思ったらどうすれば良いかご存知でしょうか!?
ズバリこの2つしかありません!!
1⃣:売上を上げる!⤴
2⃣:経費を下げる!⤵
「なーんだ。当たり前のことじゃないか。」と思われるかも知れません。
でも行きつくところは、この2つなのです!
2⃣の「経費を下げる」については、単純に経費を削れば良いというものではありません。
必要以上に経費(人件費・広告宣伝費等)を削る。
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売上がマイナスになる。
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そして、利益もマイナスになる。。。😱
という、本末転倒な結果になってしまうこともあります💦
そこで今回は接骨院の経費の目安となる理想値について書きます。
「毎月、家賃や人件費等の出費が色々あるけど、こういった経費って適正な金額なんだろうか・・・・。」と思ったことはありませんか?
ここでは、売上に対して、一体いくらの経費が理想値なのかを見ていきましょう!
[利益の理想値]
法人の場合、会社全体の経常利益の理想値は10%です。
☝を満たす為の、店舗毎の営業利益の理想値は30%です。
店舗毎の営業利益が30%以下なら、下記指標を元にまずは経費を見直されてはいかがでしょうか👀
[経費の理想値(対売上比)]
接骨院の代表的な経費の理想値は、以下のとおりです。
(もちろん、これ以外にも色々な経費があります。)
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①人件費・・・・42%
②地代家賃・・・10%
③減価償却費・・5%
④リース料・・・5%
⑤広告宣伝費・・5%
⑥水道光熱費・・0.8-1.3%
⑦研修費・・・・1.3-1.8%
⑧協会費・・・・1.5-4.0%
⑨消耗品費・・・1%
⑩雑費・・・・・1%
ここからは特に大切な①~⑤の経費をご紹介します!
①人件費 42%
この人件費とは一体何を差すのでしょうか。
⇒給与・社会保険・通勤手当(雑給・賞与も)のことです。(役員報酬は除く)
この経費合計が売上に対して42%以内の割合であれば適正です!
②地代家賃 10%
どこの商圏で経営をしているのか、また土地の坪単価によって異なりま すが、目安は10%です。
③・④減価償却費とリース料 各5%
機械・器材を取得する際に、取得する物は同じでも取得方法が異なれば 経費の呼び方が変わってきます。
・購入すれば ⇒ 減価償却費
・リースを組めば ⇒ リース料 となります。
それぞれ5%とお伝えしましたが、両方足して10%以内でもOKです!
別の見方もあって、地代家賃・減価償却費・リース料を3つ足して20% 以内でもOKです。
この3つは何なのかというと、接骨院で必ずかかる大きな固定費です。
⇒これは個別の経費ではなく、全体像からみた視点となります。
⑤広告宣伝費 3-5%
ここが7-10%になっているのであれば、ちょっと経費が多いですね。
広告宣伝に対して新患さんの獲得や集客がうまくいっていない可能性 があります。
一度内容を見直してみてはいかがでしょうか。
[事例]
パーセンテージだけ記載しても、具体的にいくらの金額になるのかイメージしづらいですよね💦
では、実際にいくらの経費が理想値になるか売上規模200万円の接骨院を例にして計算してみます。
具体的な理想値をまとめるとこうなります!
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**売上規模 200万円の場合**
①人件費・・・・42% ⇒ 84万円
②地代家賃・・・10% ⇒ 20万円
③減価償却費・・5% ⇒ 10万円
④リース・・・・5% ⇒ 10万円
⑤広告宣伝費・・5% ⇒ 10万円 等々
いかがでしょう。少しイメージしやすくなりましたでしょうか。
ぜひご自身の接骨院の経費が理想値の範囲内か計算してみてください。^^
[まとめ]
以上、理想値について書きましたが、それと同じように大切なのが実績値を知ることです。
皆様、毎月の実績値は把握していらっしゃいますでしょうか。
いくら理想値や目標値を設定したとしても、実績値と比較しないと改善点が見えてきません。😞
そもそも毎月の実績が分からない💦ということであれば、すぐ税理士の先生や経理の方にお話して毎月の実績値が把握できるようにしましょう!
この度お伝えしたかったことは、、、
①理想値を把握して、実績値と比較する。
②必要な経費・不要な経費を明確にする。
③不要な経費は削減する。(経費の取捨選択)
以上3点になります!
このブログを通して、皆様の事業の利益UP!!!に繋がれば幸いです。
最後までお読みくださいまして、ありがとうございました!^^
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