のべろ@技術を伝えるラノベ作家

新人賞複数受賞経験ありのラノベ作家 | 主にラノベ新人賞受賞を目指すアマチュア作家さん…

のべろ@技術を伝えるラノベ作家

新人賞複数受賞経験ありのラノベ作家 | 主にラノベ新人賞受賞を目指すアマチュア作家さんに向けて、ラノベの技術を体系化していきます | 活動理念は「アマチュア時代の僕が知りたかったことを伝える」

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【はじめにご覧ください】本noteの理念とコンテンツマップ

どうも、のべろです。 普段は別のペンネームで、プロのラノベ作家として 男性向けの文庫レーベルで活動しています。 僕は複数の新人賞を受賞してデビューに至ったのですが、 それまでに大きく遠回りした経験から、 「アマチュア時代の僕が知りたかったことを伝える」を理念として、 各メディアで活動しています。 ブログでは、新人賞に関する情報をまとめたり、 創作に関する考え方などを書き残しています。 ココナラでは、個別的な作品の講評や通話相談に乗っています。 そしてこのnoteでは

    • 1-3.ライトノベルにおける「良いオリジナリティ」の特徴とは?

      どうも、現役ラノベ作家ののべろです。 新人賞を複数受賞した経験や、 アマチュア作家の原稿を何十と読んできた経験を活かし、 プロ作家が持つライトノベルの技術をnoteに言語化・体系化しています。 プロのラノベ作家を目指す方、 特に新人賞受賞を狙う方に役立つ記事を投稿していきますので、 ぜひフォローしていただけると嬉しいです。 さて、前回・前々回の記事では、 オリジナリティとは何かについて解説し、 ライトノベルにおけるオリジナリティのパターンも見てきました。 復習すると、

      • プロだけが知っているラブコメの最重要概念「上下関係」とは?

        どうも、のべろです。 ライトノベル技術体系と銘打ち、 プロ作家が持つライトノベルの技術をnoteに言語化・体系化しています。 さて、先日に下のようなnoteを投稿しました。 アニメも絶賛放送中(よくある誇張ではなく、実際に覇権レベル)の「ロシデレ」原作1巻を徹底的に分析した記事です。 そもそもなぜ、 ライトノベルの技術を体系化するというコンセプトのnoteで 体系化からは離れる具体的作品の分析をしたのか。 それはもちろん、 分析記事を読むことが執筆力向上に直結すると考

        • 『ロシデレ』分析 気持ちいい読書体験を実現する技術

          「ロシデレ」の衝撃「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」 (以下「ロシデレ」) が発売された当時の衝撃は、今でも鮮明に思い出せます。 書影やあらすじが公開されると、 発売前から予約が殺到し、即重版。 その後も、それまでに出版されていたラブコメラノベとは比べものにならない売上を立て、 普段はラノベを読まないであろう層も含め、 世間へと瞬く間に広がっていきました。 その勢いは留まることを知らず、 2020年代のライトノベルで最大級(おそらく最大)のヒットに。 現

          ¥2,980
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        【はじめにご覧ください】本noteの理念とコンテンツマップ

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        • 【ライトノベル技術体系】第1章 オリジナリティ・新規性
          3本
        • はじめにお読みください
          4本

        記事

          (案内)ココナラで創作相談や作品講評を受け付けています

          どうも、のべろです。 いつもnoteをお読みいただきありがとうございます。 作家業が忙しい時期はなかなか更新できていませんが、 少しずつ「ライトノベル技術体系」の構築を進めていきますので、 みなさんの創作にお役立ていただければ幸いです。 さて、今回のnoteは創作論などではなく、案内記事です。 のべろはココナラで、 ライトノベル新人賞を複数受賞した経験を活かし、 創作に関する相談・作品講評のサービスを行っています。 おかげさまでご好評をいただき、 出品者の最高ランク

          (案内)ココナラで創作相談や作品講評を受け付けています

          1-2.ライトノベルにおけるオリジナリティの類型【11の実例つき】

          どうも、のべろです。 ライトノベル技術体系と銘打ち、 プロ作家が持つライトノベルの技術をnoteに言語化・体系化しています。 前回はオリジナリティ・新規性編の第一回として、 ライトノベルにおけるオリジナリティとは何なのかを解説しました。 前回の要点をまとめると、以下のようになります。 といっても、 これだけを読んで 「あー、わかるわかる」 となるのは上級者だけだと思っています。 今となっては僕もオリジナリティの感覚を掴みましたが、 創作を始めたばかりの僕にこれを言っ

          1-2.ライトノベルにおけるオリジナリティの類型【11の実例つき】

          1-1.オリジナリティは、才能でも作家性でもなく技術である

          どうも、のべろです。 前回は、ライトノベル技術の全体像を概観しました。 「ライトノベル技術体系」と題している本noteですが、 今回からはついに、 より実践的・具体的な技術の話に入っていきます。 最初のテーマはオリジナリティ・新規性です。 公募での受賞を目指している方には、 「オリジナリティって何なの?」 「評価シートで新規性が足りないって言われたけどどういうこと?」 と、オリジナリティに悩まされている方も多いのではないでしょうか。 僕自身、一番最初に書いて新人賞に

          1-1.オリジナリティは、才能でも作家性でもなく技術である

          0-2.物語を作る力は、アイデア力×技術力 | 創作技術の全体像

          どうも、のべろです。 前回は、面白い物語とは何かについて書きました。 前回の記事をまとめると…… 面白い物語とは、読者の感情を動かす物語であるということ。 さらに、ライトノベルに限って言うなら、 キャラクターを好きになってもらうことが特に重要ということでした。 読者の感情を動かし、キャラクターを好きになってもらう。 創作技術はそのために活用するものです。 ですが、まず理解しておいてほしいのは、 「物語を面白くする技術」と一言で言っても、 そうそう簡単に語りきれるもの

          0-2.物語を作る力は、アイデア力×技術力 | 創作技術の全体像

          0-1.面白い物語とは何か? 面白いライトノベルとは何か?

          どうも、のべろです。 今回の記事から本格的に、 「ライトノベル技術体系」を構築してきます。 (僕のnoteの主旨については前回の記事をご覧ください) 早速実践的で実用的な技術を書いていってもいいのですが……その前に。 最初のテーマとして 「面白い物語とは何か」 「面白いライトノベルとは何か」 を語るべきだと考えました。 もちろんこれらの問いに明確な正解はなく、 作家によって答えが異なるところです。 だからこそ、 僕の語る技術がどんな物語を目指しているのか、 最初に

          0-1.面白い物語とは何か? 面白いライトノベルとは何か?

          【初note】現役ラノベ作家がライトノベルの技術を体系化していきます

          はじめまして、のべろです。 普段は別のペンネームで、 プロのラノベ作家として 男性向けの文庫レーベルで活動しています。 Web投稿サイトではなく新人賞からデビューしていて、 複数の新人賞を受賞した経験もあります。 のべろという名義ではブログやXもやっていて、 主にアマチュア作家さんなどに向けて 面白いライトノベルを創るための思考を発信しています。 また、ココナラでは、 ラノベ新人賞を目指す方に向けて、 個別の作品相談にも乗っています。 (まだ始めたばかりで実績がないの

          【初note】現役ラノベ作家がライトノベルの技術を体系化していきます