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#島暮らし
島しょ部→フェリーの看板にときめく
久しぶりに家族と外で会う。私の生活の変化と、誕生日が間近だからか、家族のみんなが買い物に連れ出してくれました。連れ出すといっても、港での待ち合わせ。過疎地での山暮らしを6年間していたので、移動はめっきり自家用車のため、久しぶりに公共の乗り物に乗る緊張で、何度も時刻表と料金表を見てそわそわしてしまいました。
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朝、前
頭のなかにあるなんとなく
指のカサブタが、そろそろだよっていうように膨らんできました。中指の節の下にあるお米より一回りほど大きなカサブタ。でも早くと焦って剥がしてはいけない。これくらいの固さと、固さの下にあるカサブタの足の先のあたりがまだ柔らかくて、新しい皮膚の上にまだ立ち上がっていない気がするのです。
私はカサブタは早くに剥がしてしまうタイプの人でした。膝っこぞうのカサブタは、何度も早く剥がしすぎて、膝に三角の「きっ
夕暮れ時でもさびしくなかったら
夕暮れ時に外にいます。ここは知っているけれど、知らない場所。曾祖父が住んでいた島です。私が高校生の頃に亡くなった曾祖父ですが、それまでは小さい頃、よく祖父母に連れられて遊びに訪れていた場所でした。
私の母方の祖母の父の島。祖母は泳いで本土まで渡ったことがある話、みかんを積む船に乗せてもらった話、まだまだたくさんの面白い小さい頃の思い出をよく話して聞かせてくれます。
私はそんな曾祖父の住んでい