数年前「非公開制作」と称して、人がひとり入れるくらいの小屋のような木箱を作り、電灯ひとつと画材と水だけを持って中に閉じこもり、絵を描くという実験をした。 洞窟を自ら作り、自ら閉じ込められた。 身体の自由がきかない狭い空間と、視界には自分の身体と電灯で照らされた壁、天井、床のみという制限された環境に身を置くことで、どんな絵がうまれるのか試したかった。また、絵を描く自分の身体、精神、描かれた絵と一対一で向き合わざるを得ない状況を作ることで自分に揺さぶりをかけてみようと思い、こ
”ZINE” というものをご存知でしょうか? 私がギタリストをしているバンドClimbersでは、活動の一環としてZINEを発行しています。 ライブを観に来て下さった方に何かプレゼントできたらいいなと思ったのと、我々の曲は歌詞が英語なので歌詞カードのかわりになればと思い、制作をはじめました。 あとはSNSや動画のQRコードをまとめて載せたりしてるので、共演者さんとつながる時にも名刺がわりになりたいへん便利です。 今回は編集、制作の視点から少し話をしてみたいと思います。 ル
湯船でチューハイの缶を開けてひと口、また今日も飲んでしまったと思う。 職場がついに休業になり、私は1ヶ月仕事がなくなった。それでもきちんとしなくてはと1日おきにしていた晩酌がある日から毎日になってしまい、真昼間からでないにせよ日が暮れだすとソワソワしてしまうようになった。 美大生時代、アル中に片足を突っ込んでいた時のことを思い出す。学校のバスを降りて買い物をし、四畳半のアパートにたどり着くとまっさきにストゼロのロング缶をあけた。アトリエで制作中に酒を飲んでいたこともあるし
音楽をやっている者です。 アパート暮らしをしていた頃に配信したりギターを弾いたりしていたら騒音苦情が来てしまいました。 引越しを期に家族と同居することになりまして、この機会にと念願の防音室をDIYしてみることにしました。 ひとりで作るにあたってネットにあるたくさんのブログや記録などを参考にさせて頂いたので、私も作業工程やかかった経費などをここに残しておこうと思います。 これから防音室を作ろうと思っている方に、何かひとつでもお役に立てたら嬉しいです。 前置き防音室を作る目的