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わくわくの原点。。
わたしがこどもの頃、
最高にワクワクした記憶のこと。。
それは今でも、大切な記憶。。
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わたしは、小学生のころ
どちらかというと大人しいこどもでした。
一人っ子で家にいるときは、
漫画をよんで絵をかいて、
ほとんど会話をする必要なんてなかった…。
なので、父と母と何を話したか、
よく覚えていないのです…。
けれど、父と母の趣味のことは
すごーくよく覚えています。
わたしがこどもの頃、
父も母も趣味を大切にしていました。
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わたしがただいま~と小学校から帰ってくると、
母はよく水彩画を描いていました。
美しい外国の自然や動物。。
特に砂漠やヒトコブラクダ、
オアシスを好んでかいていました。
とても本格的な画材を取り寄せて…
あるときは、黄ばんだような色の紙。
学校で使う画用紙とはぜんぜんちがう!
黄色い!分厚くて、でこぼこしている!
こどものわたしは、
鼻を近づけてにおいをかぎました。
変なにおい!
においも学校の画用紙とちがう!
それから、3段の木箱に入った
立派な水彩クレヨン?色鉛筆?や海綿…。
わぁ~すご~い!!
こどものわたしは大興奮です。
そうして、
テレビの衛星放送で
外国の水彩画教室の番組や
油絵教室の番組を一緒にみるのでした。
(スーザン・シーウィーさんやアルウィンさん💡)
なつかしい!この方だ~!
アルウィン・クローショーさん💡
わたしは知っていました。
空を描くときに
画用紙一面を大きなブラシで濡らすこと。
そうして、濡れているあいだに
青い絵の具を一面に塗って、
ティッシュなどでポンポンすると
ティッシュが絵の具を吸い上げて
雲が出来上がること。。
ファンブラシを使って針葉樹の葉を
描いていくこと。。
できあがった絵は透ける紙を被せて、
木の引き出しにしまってあるのです。
それから、それから、
台所の入り口にある
母のガラス扉の小さな戸棚。。
勝手に開けたらだめだよ、と
言われているけれど…
そんなの余計にワクワクしちゃう!
ヘンテコな本が入ってるの知ってるんだから!
珍しいでっかい本。。
ワールドアトラスっていう。
世界中のいろんなことが書いてあって、
仮面とかの写真も載ってる!!
あるときは、
わたしが学校から帰ってくると、
母は1メートル四方ほどの大きなキャンバスを
壁に立てかけて描いているときもありました。
「あ、ヨセミテバレーだ💡」
(ヨセミテ国立公園。。アメリカにあるらしい…)
(今思うと、なんて…
おませな小学生だったのでしょう…)
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そして、父はというと…。
家の2階に父の部屋があるのですが、
大体、仕事で会社にいるため、部屋にいるのを
ほとんどみたことがありません…。
これは勝手に入るチャンスです!笑
父は家具の会社で働いていて、
大きな製図をかくための
道具?がありました。
変なシャーペン…。ノックをすると、
鉛筆の芯と同じくらいの太さの芯が
出てくるのです。へんなの!
それから、天体望遠鏡やアマチュア無線!
ベランダから星をみせてもらったり、
無線で知らない人とおしゃべりするのです!
わたしも少しだけ、しゃべらせて
もらった記憶が…。
…ザザーッ
「こちら…こちら、○○1KDV。どうぞ…。」
ザー…。
「はい…こちら、…。」
だれ!?というか、雑音がすごくて、
何をいっているのかよくわからない!
ひっひっひ~笑
特有のザザーッという雑音は
電話にはない臨場感を感じて
心地よく、
またあの無線の小ぶりさも
持ちやすく、話すときに
サイドのボタンを押すのも、楽しくて大興奮!!
わたしの心は、ときめきと驚きの連続でした!
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この感覚はとても強く残っていて…。
それは、今でも大切な記憶。。
わたしのわくわくの原点です😊🌸
群馬のおうち。