苦い薬が嫌いな方へ、おくすりゼリーの選び方、知っててお得ですよ!
子供や高齢者が薬を飲む際に「おくすり飲めたね」などの服薬補助ゼリーを使う方がいると思います。錠剤やカプセル剤💊の場合はあまり問題無い
ですが、苦い粉薬を飲む時に知っておいてほしいことがあります👌。
苦い薬の代表は、風邪などで出される抗生物質です。例えばフロモックス小児用細粒(いちご味)、メイアクトMS小児用細粒(バナナ味)、クラリスドライシロップ(いちご味)ですが、元々、苦みがある為に粒の周りにコーティングして甘味を付けています。
薬局で薬をもらう際に、🥼薬剤師から「この薬はヨーグルトやオレンジ
ジュースなどの酸性の飲み物と一緒に飲むのは避けて下さい」と言われて
いるはずです。酸性の飲み物と一緒にすると甘味のコーティングがはがれてしまい苦くなります。そんな時、飲みにくいからと「おくすり飲めたねゼリー」、好きな味だからいちご味にすると、大きな間違いです。
商品の裏面に「酸性pH 3.7」と書かれています。先ほど🥼薬剤師から注意された酸性です。 せっかく飲みやすくと思ったゼリー、抗生物質と混ぜると苦くなってしまいます。そんな時は、「チョコ味」にして下さい。
パッケージ裏面の表記は「中性pH 7.0」と書かれています。
これなら、抗生物質と混ぜても苦くなりません。よく見るとパッケージ正面にも「抗生物質やニガイくすりに」と書かれているはずです。
TVのCMでも最後に、゛抗生物質にはチョコ味🎶゛と言っています(聞き逃しがち)。パッケージをよく見てから買って下さい❗
ドラッグストアやNET通販で購入出来る服薬ゼリー商品の表示をまとめてあります。➡ 抗生物質用は、④、⑤、⑦、⑨がお薦め。但し、⑤・⑨にはpH値の表記ありません。
【龍角散】
①らくらく服薬ゼリー(レモン風味)➡ 正面に「酸性(pH約3.7)」の記載
②おくすり飲めたね (ぶどう味)➡ 裏面に「酸性(pH約3.7)」の記載
③おくすり飲めたね (いちご味)➡ 裏面に「酸性(pH約3.7)」の記載
④おくすり飲めたね (チョコ味)➡ 正面に「抗生物質やニガイくすりに」、裏面に「中性(pH約7.0)」の記載
【和光堂】
⑤お薬じょうず服用ゼリー(イチゴ味)➡ 正面に「苦味が出るおくすりにも」の記載、裏面にpH値の記載無し
⑥お薬じょうず服用ゼリー(リンゴ味)➡ 正面・裏面共に特別な記載無し
【白十字】
⑦ゼリーオブラートおくすりレンジャースイーツパック(チョコ味・プリン味)➡ 正面に「中性域(約pH6~7)」表示、裏面にpH値の記載無し
⑧ゼリーオブラートおくすりレンジャーフルーツパック(ぶどう・いちご・メロン味)➡ 正面・裏面共に特別な記載無し
【森永】
⑨服薬用チョコレートにがいのにがいのとんでいけ ➡ 正面に「苦い薬(抗生物質)にも」の記載、裏面にpH値の記載無し
*HPに苦い薬の例として、゛ラニチジン(胃炎・潰瘍薬)、アジスロマイシン(抗生物質)の苦味が各々80%減、45%減゛のグラフ紹介あり。
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