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コペンハーゲンのベーカリー

パンを愛する人達が作るパンは本当に美味しくて幸せになる。
あたり前のことかも知れないけど、それぞれのお店で体験するものはまるで違う。パンの味、店員さんの佇まい、店の空気感、集うお客さんたち、置かれた本や物販、そして店の奥にある哲学。すべてが違うからこそ、そこでしか味わえない食体験が生まれる。
心躍る、トキメキ食体験に出会った時、朝早くから焼いてくださってありがとう、わくわくさせてくれてありがとう(涙)ってなっている。


抑えとくべきコペンハーゲンのパン屋さん
ここ行っておけば間違いないリスト↓

・Lille bakery

店内。ちなみにレジ打ちしてるの私
焼きたてフォカッチャ
メニューは窓にある
一番大好きソーセージロール
2階から見た景色

バスで行かないと行けない辺鄙な場所にあり、不揃いの椅子やテーブル、ブザーで集めたようなお皿で、どこか不完全さを感じるのに、温かみがあって、そこにはコミュニティがあって、何度も行きたくなるお店。
サワードウは発酵の香りが漂い、味の濃いチーズとバターがある。
私のお気に入りは
ソーセージロール。ざくざくぼりぼりとクロワッサン生地がクラッシュ、そして、中からじゅわり。小籠包(ショーロンポー)のごとく、肉汁の潤いが、りんごの酸味やフェンネルの青い香りとともに飛び出してくるやつ。
「ソーセージロール」によって、残りもののサワードウがアップサイクルされ、食品ロスはほぼない。

小規模農家と親交を深め、彼らと価値観を共有しながら
畑や農業のことを密に話し合うそう。
いま、小麦は高度に工業化された作物だけど、それをひっくり返したいという思いをもつ情熱的な人々が働いている場所。
スローフードの価値観が根付いていて、すごくナチュラル。
そこにいると、とても心地が良くて、自然と気分も上がる。
集まる人達もあたたかみある、包みこんでくれる人達がいる。

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