共通認識を持つ大切さ
こんにちは、しがサラです。
仕事を進める上で重要な【共通認識】を持つことについて書いていきます。
よく、ネットでも議論にあがることの多い
・100点の資料を期日に出す
・60点の資料を期日よりも早めに出す
この2択については耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
一概にどちらが正解かどうかは業種にもよるのでしょうが、一般的には未完成であっても、期日よりも早めに出すことがベターとされていると思います。
理由としては、資料を確認(決裁)する立場の上司のオーダーと自分の成果物が一致することで100点としますから、早めに修正箇所をフィードバック受けるというイメージです。
しかし、60点の資料を出した時点で初めて、上司と共通認識を持つってなんだか不思議な感じがしませんか?
最初から、共通認識が取れていれば期日よりも早く100点の資料を出せると思いませんか?
これは、上司の指示不足が引き起こします。
決して部下のせいではありません。
おかげで、部下は資料の修正時間を多く取られてしまいます。
資料を出してみて、「あ〜、ここもうちょっと〇〇なイメージだったなぁ」なんて言われたりします。
こっちからすると、始めから言っててよ、と思ってしまい、コミュニケーションが上手くいかなくなる原因となってしまいます。
自分の手間が二度手間にならないためにも、お勧めしたいことがあります。
それは、上司からオーダーを受けた時点で、成果物イメージを擦り合わせることです。
口頭でも良いですが、真っ白の紙にフリーハンドで書いてから擦り合わせることをお勧めします。
それ用の資料を作る必要はありません。
「こんな事実ベースで〇〇な課題があるので、ゴールは△△をイメージしてます、なので、資料はこの流れで作りますが、いかがでしょうか?」と言ってしまえば良いでしょう。
この作業をすることにより、
90〜95点の資料を、期日よりも早めに作ることができます。
併せて、作成中もちょこちょこと進捗を挟むことをお勧めします。
この【共通認識】をとる作業をやることで、上司も1度言ったことにより責任が発生します。
後から、イメージが違ったなんて言われることはありません。
共通認識をとることは、自分も楽になりますし、資料の精度も上がります。
面倒くさいタイプの上司、気難しいタイプの上司など喋りたくないかもしれませんが、自分が楽になることが1番大切です。
是非、皆さんの日々の労力が軽減されることを祈っています。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。