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飛んでいったインコさん
先日、とうとうインコさんが虹の橋を渡ってしまいました。
覚悟はしていたし、この日が来るのは、最初からわかっていたことなのだけど。
やっぱり、小さな家族との別れは辛い、悲しいです。
だんだんと、おとなしくなって、寝ている時間ばかりが増えていって。
次第に命の灯火が小さくなっていくのを、ひしひしと感じながらも、気がつかないふりをしている日々でした。
ぽかぽかと陽だまりの中、穏やかに旅立ったからでしょうか。
とっても可愛い、きれいな顔でした。
あんまり可愛い顔で寝てるので、霊園に引き渡すのが嫌になってしまい、連れて帰りたくなった程でした。
まだ少し元気が残っていて、最後にケージの外に遊びに出てきた時。
インコさんが、指にギュッと掴まったときの感触。
耳たぶに優しく触れてきて、首筋に身を寄せてきたときの温もり。
あれは、命の温かさ。
今も、その感触が残っています。
10年以上も、我が家に笑顔を与え続けてくれて、ありがとう。
あなたの居なくなった部屋は、空虚が漂い、いつも居た場所には、ぽっかりと穴が空いたよう。
あんなに小っちゃな体だったのに、その存在感の大きさが、今さら身に沁みています。
きっと、またいつか空の上で会おうね。
その時には、お母さんも、もしかしたら飛べるようになっているかもしれない(笑)
そしたら、いっしょに飛んでゆきましょう。
青い青い空を、日の光を浴びながら、どこまでも…。
想い出のインコさん
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