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青空とバラ散歩

先日、神代植物公園のバラフェスタに行ってきました。
久しぶりに、母とふたりのお出かけです。

晴天のせいか、植物園の入口には平日とは思えないほど果てしなく続く長蛇の列。
チケット買うだけで、何十分かかるやら…。

しかし、今日の我々にはスペシャルな切り札がある。フッフッフ…
足の悪い母が所持する障がい者手帳により、並ばずに直接ゲートから入れるのです。
しかも本人、付き添い共に無料になるという特典付き。
ありがたや、ありがたや。
人生苦もありゃ、楽もある。


日差しが強く
日傘をさす人だらけ


下のバラ園の方へ
降りてゆきます


母に合わせて、ゆっくりゆっくりの散歩。
階段では手すりにつかまりながら、ない時には私が手すり代わり。


バラ咲き乱れる庭園


まるで美しさを
競い合うかのごとく


うっかり、帽子を忘れてきた母。
日差しが暑くて、早くも最短距離でバラ園を横切ろうとしています。
いやいや…
まだ来たばかりですよ。
せめて半周ぐらい、しましょうよ。 


ほら こんな綺麗な
バラのアーチ
見逃したらもったいない


去年は、秋バラの時期に見に来ました。
今回も気に入ったバラを撮影して回りましたが、なにしろ好みは変わってないので、これイイ!と思ったら、前回も写真に撮った品種だったりして(笑) 

バラは全くの素人ながら、いろいろな名前を覚えていくのは面白いです。
どういう経緯で名付けたんだろう…と、想像を膨らますのもまた楽しい。

ショートケーキ(日本)
名付けたセンスが良き
イチゴに見えてくる…(笑)
 


おとぎ話のプリンセスを
連想させる
メルヘンケニギン(ドイツ)


バラながら
桜の風情があるような…
花霞(日本)


お洒落に着飾ってます
マジョレット(フランス)


まさしく雪のような
美しい白
銀世界(日本)


ロマンチックな曲が作れそう
ブルームーン(ドイツ)


太陽と仲良しです
ゴールデン・メダイヨン(ドイツ)


いかにもイギリスの庭に
咲いていそう
サリーホームズ(イギリス)


近くで見ても可憐
こんなバラもあるのね


陽だまりのような
優しいイエロー
グラハム・トーマス(イギリス)


白ならではの
凛とした美しさ
パスカリ(ベルギー)
 
なんとも立派で見とれます


青空に映える
ピエール・ドゥ・ロンサール 
(フランス)


写真を撮るのに夢中になっていたら、いつの間にか、母の方が先に歩いていました。
カメに抜かされるウサギもどき。
周りの人も、こぞってバラの写真や記念撮影を熱心に撮っていましたが、全く興味がない様子で先を急ぐ母。
「どれも同じようだし、どうせ写真撮っても、後で見ないから」だって。
工エエェェ(´д`)ェェエエ工ー
あなた、何でバラフェスタ来たんですか?
行きたい、って言いましたよね?


木陰に入ると、スッと涼しくなりました。
風も気持ち良く、そういえば5月でした…と思い出したりして。
せっかくなので、深大寺の方へ抜けてお昼を食べてゆきましょう。

ちなみに、深大寺側の出入口は全然空いてましたので、散歩がてら深大寺の方から上って行って、植物園に入るのもオススメです。

深大寺といえば、お蕎麦。
毎回、来ると違うお店に入って食べ比べしていますが、今回は「門前」さんでこちらを選びました。

三つの小鉢の蕎麦のセット

おろしなめこ、とろろ、天ぷらと三つの味が楽しめて、色々ちょっとづつ食べたい、欲張りな私には最適でした(笑)
いつも外食すると食べきれず残す母が、珍しく完食してましたので、お蕎麦の美味しさは立証済みです。

深大寺は、焼き団子や蕎麦まんじゅうなど、食べ歩きしても美味しいものが沢山。
色々な具材入りの蕎麦パンを買っていって、植物園でピクニックするのもいいですよ。

バラフェスタは6月2日(日)までですが、すでに見頃のピークを迎えてた感じだったので、お早めにどうぞ。





秋バラの時期は…


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