台所の記憶
幼少期、台所での記憶
記憶のイメージ、色は暗ーい、茶色。
赤ん坊?2、3歳?の私。
仰向けに寝ている。
父が私の足側に…。
私がトイレに入っている母やひとつ歳上の姉に助けを求めそちらの方を顔を右側に傾けて見る。
姉が出てきて驚いて失禁する。
父の大きな怒鳴り声。
記憶はここで途切れる。
30年前、治療が始まった時、主治医に1番幼少期で最初に残っている記憶は?
その記憶の音や色彩は?
などの質問の私の答えでした。
疾患の原因はそれで間違いないと思う。
と淡々と告げられる。
そばに父もいたので、それ以上、主治医は何も言わなかった。
私はその意味をその時は理解できなかった。