古事(ふること)の 記(ふみ)をらよめば いにしえの てぶりこととひ ききみるごとし
昨日は私どもみんなの茶の湯ORIの茶の湯講座「茶の湯の歴史」第一回でした。
ご参加くださいました皆様ありがとうございました!!
これまでの茶の湯講座についてはこちら↓
茶の湯の歴史って何をするのだろう?という事で昨日はこれから始まる茶の湯講座茶の湯の歴史についてのイントロダクション。
共同運営者ではありますが、ザックリとしかわかっていないので私も興味深く聞かせていただきました。
歴史を学ぶということはどういう事なのか。
歴史を学ぶということは起こった出来事の連続を学ぶ事ではなく
「人がどのような経験をし、どのような事を思ったのか、つまり人間の思想や精神の過程を考えて行く事が歴史である」という話をされていました。
なるほど。
これを聞いて思い出したのですが、私日本史、世界史が、とにかく大好きでもはやそれだけで点数稼いでいたような学生でした。
しかし、近代になるとさっぱり面白くなくなり点数も落としがちだったのです。
なぜ面白くなくなったのか気が付きました!!
史実を授業で習い、その後その時代の事を書いた小説や漫画を沢山読んだり、大河ドラマや映画をみたり。
でも
近代のものには何故か触手が伸びず……
司馬遼太郎を読んでいればもっと歴史の点数も取れたのかもしれません(エッ
(永井路子さんの小説を一番好んでおりました)
小説や漫画を事実とは思わないけれど、その当時の人々はどう暮らし何を考えていたのかについて思いを馳せたり、考えを巡らせたり、読んでいる間はその時代に一緒に生きているかのような感覚にすらなるので、史実もするりと頭に入ったりするものなのです。
そして昨日の講座でも引用されていた小林秀雄も言っていました。
そもそも意(こころ)と事(こと)と言(ことば)とは、みな相称(あいかな)へる物と本居宣長も言っていましたと。
歴史の根底には文学があると。
さて、それでは茶の湯の歴史の根底にはどんな文学があるのでしょう。
これから始まる茶の湯講座茶の湯の歴史とても楽しみです。
茶の湯イベントお知らせ📢
11月9日(土)ハウススクエア横浜さんにて
「和菓子作りとワンランク上のお茶の淹れ方ワークショップ」
ご予約はこちら
11月10日㈰
向ヶ丘遊園駅北口GINZAFORERT2階白いハコさんにて
霜月茶の湯体験会
①14時〜15時10分
②15時20分〜16時30分
参加費2000円(薄茶お菓子付)
ご予約はこちら
11月24日㈰
向ヶ丘遊園駅北口GINZAFORERT2階白いハコさんにて
茶の湯講座「茶の湯の歴史2」
①14時〜15時10分
②15時20分〜16時30分
参加費3000円(薄茶お菓子付)
ご予約はこちら