君に会えたら、きっと僕は泣くのだろう(現代茶人の茶席@根津美術館)
根津美術館で行われた「現代茶人の茶席」に参加させていただきました!
昨年に続き今年で2回目。
昨年は根津公一さんの回に参加させていただきました。
私のような下々の茶人を名乗るのもおこがましいような存在でも参加する事が出来る本当に夢のようなお茶会なのです。
そんな素敵なお茶会が今年もまたあるとの事、
また今年は現代数寄者の代表と言っても過言ではない潮田洋一郎氏が席を持たれると聞き鼻息荒く絶対参加するぞとチケットを
取りに行ってもらいました(仕事の都合上自分で行けなくて…)
そんな素敵なお茶会を主催してくださった素晴らしい根津美術館HPはこちら↓
そんな夢のようなお茶会。
今回FBで潮田氏が「唐津中心で……」とおっしゃっていたからもう大変!!
潮田洋一郎氏所有の唐津といえば
「深山路」
もしかして……
深山路に会えちゃう??
深山路目の前で見れちゃう???
さらにですよ、皆様!
この目の眼の「茶のある器の真骨頂」の中にはもう一つ素晴らしい茶碗が載っていましてね。
その名も
瀬戸唐津の「二見」
もしかして…
「二見」にも会えたりする??
「二見」に会いたい!!
「深山路」はあまりにも有名で、もしかしたら美術館で会えることはあるかもしれない。
だけど「二見」は美術館で会えることはあるかどうか…あるかも…いや、わからない……
美しい瀬戸唐津。
二見に会いたい。
ああ、きっと推し活ってこんな気持ちなんだろうなぁと。
推しに会えたらどうなってしまうのだろう……
怖い……
そんな少しおかしなテンションで根津美術館へ向かいました。
根津美術館では現在北宋書画展をしていて外国人観光客と思われる方々で大変賑わっておりました。
お茶席では写真が撮れませんので写真はないのですが……
深山路と二見に会えました!!
潮田氏のお話をお伺いさせていただきながらも深山路から目が離せないし、涙が…
こんなところで涙しているのを周りに気が付かれたら、ただの怪しい女。
目頭を押さえ何とか涙をこらえました。
正客の方が深山路。
そこで潮田氏がおっしゃいました。
次客の方は瀬戸唐津の茶碗ですと。
瀬戸唐津の…
もしや…
二見きたーーーーーーーーーーーー!!!!!
思わず声が出そうになりました。
勿論涙は出ています(え…
ありがたい事に拝見の時
高台も見せていただきました。
( ߹ㅁ߹) うわーーん
幸せー!!!
深山路は噂には聞いていましたがやはり小ぶりでした。
愛されてきた者だけが放つ艶々とした光を帯びた肌は息を呑むうつくしさ。
正客の方に手取りをお伺いさせていただくと、これまた噂通り軽いとの事。
小さくて軽くて艶々。
高台の美しさも思い出すだけでご飯4杯はいけます。
二見は想像よりも遥かに美しい白、釉ひび。
高台も丁寧で息を呑む美しさ。
目で見た物がビデオとして録画出来る機能が人間にまだない事が悔やまれます…
次客の方にも手取りをお伺いさせていただくと「ずっしりと重い」との事。
そうか、二見君あなたはガッチリタイプなのですね…
次の席があるのでとお声かかるまで忘れないよう見続けさせていただきました。
本当にありがとうございました。
茶碗以外も勿論素晴らしいものばかりで
ついつい下世話な三流なので総額いくらなんだろうなどと考えてしまいます……
こんな素晴らしい茶会に参加する事が出来る幸せ。来年も絶対参加します!!
根津美術館さん本当にありがとうございました。
さて、12月3日には増田宗禄氏のお席があるそうです。
是非参加したいところですが、その日は別のお茶会に行くので残念ながらお伺い出来ないのです……
昨日のお話だとまだ若干の余裕があるそうなのでこの機会に是非参加されてみてはいかがでしょうか!!
さてさて。
深山路といえば奥高麗茶碗。
奥高麗といえば高麗茶碗を写した唐津焼。
高麗茶碗といえば……
11月25日(土)
向ヶ丘遊園駅北口GINZAFORESTさん2階白いハコにて
みんなの茶の湯ORI茶の湯講座
茶碗の見方高麗茶碗を開催いたします。
まだまだ参加者様募集中でございます。
是非1度足を運んでみてください!!
ご予約はこちら↓
引用文献 目の眼HP