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久方の天の川瀬に舟浮けて今夜か君が我がり来まさむ

2024年7月7日(日)
小田急線経堂駅北口徒歩10分にある藤水亭さんにお声掛けいただき、「七夕星雲茶会」を催させていただくことになりましたので、まずはご案内。
藤水亭様には感謝しかございません。

七夕星雲茶会「野口以織の心に触れる」

会場
小田急線経堂駅北口徒歩10分 藤水亭
日時
2024年7月7日(日)
①10時30分〜12時
②13時〜14時30分
③15時〜16時30分
茶会費
5000円

ご予約はこちらから

サブタイトル「野口以織の心に触れる」とは

話せば長い話になるのでどうしよう(エッ
嘘です。
できるだけ手短に。

七夕と言えば「織姫」
また、私どもみんなの茶の湯ORIのORIには「人と人、物と人、場所と人のご縁を織りなす」という意味も込められています。
そしてさらに、同じくお名前に「織」のつく陶芸家 野口以織さん。
「織」と言う文字が繋いだご縁の七夕星雲茶会。

この度ご協力を賜りました 野口以織さんのお茶碗と「七夕」に合わせた道具組で、皆様に一服差し上げます。
(FBより抜粋)

と、そんな感じでございます。
いつもInstagramで野口以織さんの投稿をとても楽しく拝読させていただいており、特に釉薬についてのお話などは勉強になることばかりなのですが、そんな以織さんのInstagramでとても心惹かれるお茶碗がありました。

星雲小井戸茶碗。

ネーミングの素敵さはもちろん、お茶碗に一目惚れしました。
「この子に会いたい…」
一目惚れとはそういうものです。

そしてなんと!
今回この星雲小井戸茶碗をお借りすることができました。
感謝しかございません( ;ᵕ; )

是非手に取り、野口以織さんの心と、私の熱い恋心を感じてください(エッ

星雲小井戸茶碗以外にもとても美しいお茶碗達お借りすることができましたので是非会いに来てください。


野口以織さんより(陶歴)

今回お茶会にお茶碗お借りするにあたり、野口以織さんの陶歴もお願いいたしました。

とてもとても美しい陶歴が届きました。

こんなにも言葉で茶碗を表現できるのかと、なぜかわからないけれど美しさに涙が出ました。

野口以織陶歴

ともかくも陶歴1
樹々は青を深めて山を覆い
草は背を競って遠海を隠す
夢を追いて三十余年 谷間の窯
炎は語らず 未だ風寒し

なんてね。

陶歴2
友は遠く去って久しく、陶工ひとり。
茶など汲み交わす話し相手を欲す。
焼物以外話題乏しき年寄りなれど。

「だんまりの焼き過ぎ茶碗や雨の空」
さあて、次はどうしたものか。
雨はイヤだなぁ。

陶歴3
50年以上前、名古屋で出会った魅力的な女性がいた。
同じクラスだったその女性、
少年と見間違えるかのよう。
浅黒い肌に黒い眉。
とりわけ大きな瞳は誰にも優しい眼差しだった。
お互い恋人がいたが、お互い深い信頼を。
確かめるすべはもうないが、
ある種、愛し合っていたと思い込んでいたい。
とにかく周りもうらやむ、わずか2年の時間だった。
現実の矛盾とは裏腹な純粋な時代。
老人の心はすっかり淀んでしまったが、
カケラをどこかと捜してみよう。

陶歴4つまらん
野口以織陶歴
1950年 群馬県桐生市生まれ
1986年 陶芸を志す
1991年 現在地・秦野市蓑毛に以織窯を築窯
2004年 頸椎椎間板ヘルニアを発症 
      左腕の一部に部分麻痺が残るが
      井戸茶碗の試作に没頭する
2012年 東京・西荻「ギャラリー壽庵」にて
      井戸茶碗初個展
以後、同ギャラリーを中心に鎌倉、岐阜にて個展開催

野口以織さんのInstagramはこちら

ご参加お待ちしております。


そして勿論講座のご案内

📝《みんなの茶の湯講座『箱と箱書き③』》

 器を保護するために用いられる「箱」

 最終回の今回は、箱にまつわる逸話や各家元・宗匠・数寄者たちの箱書の比較などを中心にお話し予定です!

 各回完結なので、どの回からでもご参加いただけます♪

・日時 6月23日(日)
    ①14:00〜15:10 ②15:20〜16:30

・場所 GINZA FOREST 2F 白いハコ 

・参加費 2000円(抹茶+和菓子付き)
こちらもご予約お待ちしております

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