この世は「ありがとう」でできている

この世は「ありがとう」でできている。

ここ数年、更年期かなんか分からないけど体調が好調ではない日々が続き、
５０年近く便秘なんてなったこともなかったものになってしまった。

便秘になるまでは、そう毎日普通に便意があり排便があった頃は、うんちっちがでてこないなんておかしいと思っていた。
便秘のCMで、「これを飲んで毎日スッキリ！」と喜んでいる人が流れるのをみていて、不思議なことだと思っていた。
そんな私が、便秘というものに悩まされる日々を経験していた。

どうしたら以前のようにスルッと出るようになるのか。。。ということが
一日どのくらい考えているか。運動したり、発酵食品や繊維ものを意識的に摂るようにしたり、食べる量を意識してみたり…etc。
便秘の人の悩みがこういうことだったのかと理解できた。

だから、うんちがちゃんと出てくれる時が、とてもとてもありがたかった。
トイレに座ってうんちっちが出てくるときの喜び。
それと同時に、うんちっちをちゃんと出してくれる機能に感謝の気持ちが。
そうしているうちに、腸や身体全体、微生物、菌などなど。
そして、口にした食物さんたちにも感謝が。
何もしてないワタシだけど、そのものたちはちゃんとみんなで機能し合っている。

地球は、本当にバランスが取れ機能していると、学者さんが話していたことを思い出した。
植物は二酸化炭素を取り入れ酸素を出す。動物は酸素を取り入れ二酸化炭素を出す。重力のこと、月や太陽や地球の配置…詳しく覚えていないけど、ほんとうにそうだなぁと思ったことを思い出した。

私の身体も地球の一部、そして宇宙のかけら。宇宙から見たら小さすぎる。
小さすぎる一人の身体の中にもまたそれぞれの臓器や骨、筋肉とか皮膚とか血液とかリンパ液とか色々なものが居て、そしてさらに細胞とか菌とかもいて、身体も、地球と同じような出して取り入れる循環が行われていて、口にする食べ物も酸素や二酸化炭素と同じように循環していて…

うんちだって、汚いと思う人も多いけど、うんちだって循環している。
要らないものは、この世にはないんじゃないかと思える。
みんながいて、すべてがまわってる。

そんなことがトイレに座って頭の中に流れていく。
そうしたら、
この世はすべて「ありがとう」でできているんだなぁっておもった。

ウンチがちゃんと出たことでここまで思えるなんて、便秘って体験もすばらしいんだなぁ。感謝。