たまに、「藁(わら)にもすがる思いでカウンセリングに来ました」と言われます。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
私は、プロの開業カウンセラーとして独立開業し、まる26年が経ちます。
そんな私ですが、ときどき、クライアントから、「自分では、もうどうしようもなく、藁にもすがる思いで竹内先生に会いに来ました」と言われます。
私は、ほんのちょっとだけ不愉快な気持ちになります。ほんのちょっとね。
私は、クライアントに悪意がないことを知りながらも、心の中で苦笑しながら、「私は、藁(わら)じゃないよ」と思います。
「藁にもすがる思い」とは、「どんなに頼りないものでも、この際だからあてにする」といった意味なのです。「窮地に陥ってしまったので、普段は頼らないようなものにも、仕方なく頼る」といった意味なのです。
よって、相手に対して、この言葉を使うのは、非常に失礼にあたるのです。
この記事をお読み下さった方には、ぜひ知っておいて欲しいと思います。
藁(わら)呼ばわりされることもある私ですが、いつもクライアントの役に立つよう、精一杯カウンセリングをしております。今後ともどうぞ宜しくお願いします。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋
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