怒らない人になる方法。魔法の言葉、ホ・オポノポノ。
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
前回、「怒りっぽい原因、怒りっぽい人の特徴」という記事を書きました。
今日は、「どうしたら怒らない人になるか?」というお話をしたいと思います。
怒らない人になるためには、まず、脳という臓器を滞りなく働かせることが大切です。脳という臓器の調子が悪くなると、イライラしがちですから、ここは何としても外せないところです。
具体的には、しっかり睡眠を取る。適度な運動をする。身体にいい物を食べ、身体に良くない物を食べない、今言った3つ、睡眠と運動と食べ物が大切です。この3つを整えて、脳をいい感じにしておくのです。そうすればイライラしたり怒ったりしなくなります。
次に、
怒らなくなるためには、怒るという悪しき習慣をあなたの生活の中から取り除くことです。怒りやすい人というのは、怒るのが習慣になっています。自分の思い通りにならないと腹を立てる、そういう習慣を持っているのが良くないのです。
だから、怒らないためには、怒らないようにすればいいのです。なんだか禅問答のように聴こえるかもしれませんが、怒るから腹が立つのであって、怒らなければ、腹も立たなくなります。怒らないようにする、そうすれば怒らなくなる、どうぞ、このことを肝に銘じてください。
よって、「怒らなくなる方法を教えてくれ」なんて言っている暇があったら、「今日から怒らないようにすればいいだけの話」ということになります。人間は習慣の生き物だということを、くれぐれも忘れないようにしてください。
次に、3つめの方法です。
期待しないことです。社会に対して、人に対して、はじめから何も期待しないことです。
そうすれば、腹も立たなくなります。たとえば、「店員なら客の私に対して、愛想良く接してくれるだろう」と期待しているから、だから、店員から不愛想な態度を取られると腹が立つのです。最初から何も期待なんかしてなければ、店員から不愛想な態度を取られても腹も立たないし、逆に愛想良く接客してもらったら、「ラッキー! 嬉しい」と感じる筈です。
以上、3つ言いました。
怒らなくなるためには、脳を整えること、怒るという習慣を捨てること、人に期待しないことです。
ここで貴方に、
怒らない人になるための、魔法の言葉を伝授したいと思います。
それは、「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という言葉です。もう1度言います。「ありがとう」「ごめんなさい」「許してください」「愛しています」という4つの言葉です。この言葉を積極的に使うようにすれば、あなたも怒らない人になれます。
これは、数年前に、ホ・オポノポノというハワイ発祥の、「自分を癒して、人も癒す方法」と紹介され、それで私は知りました。
実際、私は、今言った4つの言葉を口癖にするようになってから、うんと腹が立つことが減りました。心穏やかに生きられるようになりました。本当にありがたいものです。
この記事をお読みの方の中には、「なんでそんな言葉、発しなければならないんだ」とお思いになる人もいるかもしれませんが、自分を幸せにするためにも、ぜひ実践してみて欲しいと思います。実際、私は、コンビニに行って、商品を渡すとき、店員に向かって、「お願いします」と言ようにしています。そして、レジが終わって商品を袋に入れて返して貰った時には、「ありがとう」と言うようにしています。
また、財布から電子マネーのカードを出すのに手間取ってしまった場合は、待たせている店員さんに向かって、必ず「ごめんなさいね」と言うようにしています。
そんな何でもない日常の習慣が、どんどん私を怒らない性格にしていってくれています。世の中には、年を重ねるごとに、どんどん気が短く怒りっぽくなる人もいますが、私は、何としても、年を重ねるごとに、気の長い、穏やかな人になっていきたいと思っています。そうですね。もう少し年を取って高齢者になったら、「仏の竹内」と言われるようになるのが、私のささやかな夢です。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
カウンセリングルーム「心の相談室with」名古屋
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