1年間で180冊以上の本を読んだ私のおすすめ児童書5選
秋といえば、「読書の秋」と答えてしまうのは読書家あるあるでしょうか。
ということで、今回は「(過去)1年間で180冊以上の本を読んだ私のおすすめ児童書5選」を紹介していきたいと思います。
なんで児童書かって?
最近あまり本を読めてなかったのです・・・落ち着いたらまた感想もアウトプットしたいなぁと。
そんな話は置いておいて、今回は児童書です!
どんどんいきましょう!
5位 なんでも魔女商会 きえた魔法のダイヤ
7位はあんびるやすこさんの「なんでも魔女商会」シリーズです。
あんびるやすこさんの作品、全部好きなんです笑
やわらかなイラストといろんな優しさで溢れています。
お洋服のリフォームをするお店が舞台なのですが、この本のおかげで手芸に興味が持てた気がします。
作品内では「まほうのゆびぬき」が重要な役割を果たすのですが、今回取り上げた作品ではゆびぬきを「まほうのゆびぬき」たらしめているダイヤがなくなってしまいます。
なくなってからそのものの大切さがわかる、とはよく言いますが、それを上手に示してくれる作品です。
(余談:読んでいた当時の私は手芸セットのゆびぬきでまほうのゆびぬきごっこをして遊んでいました)
4位 ブンダバー
4位はくぼしまりおさんの「ブンダバー」
主人公はしゃべる黒猫の「ブンダバー」
「ブンダバー」と家族の日常を描いた作品です。
優しくて温かい日常の描き方がとても好きだった記憶があります。
この作品が4位にランクインした大きな理由はその読みやすさです。
本が苦手だなと思っている方もサクサクっと読めてしまうのでぜひ読んでみてください!
補足
この投稿の際に改めて調べてみたら、作者のくぼしまりおさんは角野栄子さんの娘さんだそうです!ちなみに「ブンダバー」はドイツ語で「素晴らしい」という意味だそうですよ!
3位 ミュージカルスパイス
3位は岡田淳さんの「こそあどの森の物語」シリーズです。
こそあどの森という森が舞台の作品です。この森が不思議な森で、住人が土に半分埋もれたやかんに住んでいたり、ガラス瓶に住んでいたり。それぞれの住人も寡黙な人だったり騒がしい双子だったり、仲良し夫婦だったり。どこか近くでどこか遠い森での暮らしが描かれます。
特に好きだったのが、シリーズ5巻目の「ミュージカルスパイス」
主人公スキッパーの同居人が送ってきたスパイスは、一口食べればどんなに寡黙な人でもミュージカルを始めてしまうというものでした。
ミュージカルを通して寡黙な人が普段言わない本音を伝えたり、仲良し夫婦が本音を伝え合ったり。言葉は大切だと言われますが、音楽などの娯楽も大切だと再確認できる内容です。
どの作品も1癖も2癖もありとっても面白いのでぜひご一読ください!
2位 菜の子先生はどこへ行く?
2位は富安陽子さんの「菜の子先生シリーズ」です!
この作品では小学校で起きる少し不思議な出来事を、どこからともなく現れる「菜の子先生」と一緒に体験していく物語となっています。
子供にとっては小学校での生活は日常ですが、当時はそんな日常の中の『S(少し)F(不思議)』な非日常体験はとっても面白い体験でした。(学校の怪談とかが多いのもこれが理由かなと思ってます。私は苦手ですが・・・)
小学校の落とし物係が雪女の指輪を拾ったり、このシリーズには『S(少し)F(不思議)』が詰まっています。
1学期、2学期、3学期と学期ごとに本があったり、その時期ごとの出来事なんかも織り交ぜられており、より日常感も感じられます。
『S(少し)F(不思議)』が好きな方は一読の価値あり!な作品です。
1位 本だらけの家でくらしたら
1位はN.E.ボードさんの「本だらけの家でくらしたら」です。
多分一番最近まで家にあった児童書です。
本だらけの家!表紙も挿絵も当時の私の理想の家でした!
作中で、有名な児童書にまつわるクイズが出てくるのですが、これを主人公と一緒に解き進めるのがとても楽しかったです。
本を振ったら登場人物が出てきたり、本好きには堪らない展開が繰り広げられます。
最後にはちょっぴり切なくて温かい気持ちになれるシーンもあったり・・・
本好きだからこそかもしれませんが、私の中ではベスト児童書です!
最後に
今回はおすすめの児童書を紹介していきました。
この投稿をするにあたって、当時好きだった児童書を図書館で借りてきたのですが、大人になってからもやはり胸が躍りました。
絵本、児童書、小説と物語にはさまざまな括りがありますが、改めて、あくまで括りでしかなくて年齢によって分けられるものではないなと思います。
大人になってから読んでも児童書や絵本はやっぱり面白いですし、小学校6年生で読んだ「プリンセス・トヨトミ」も変わらず面白いと感じた記憶があります。
「本ってちょっと苦手・・・」という方には絵本や児童書から楽しんでいただきたいですし、本好きだけど小説ばっかり・・・という方にもおすすめです!
ぜひ、いろんな本を手に取って、その世界を堪能してみてください!