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ADHDなINFPの子供時代の失敗談について
未成年の頃の私は、ADHDムーブが激しかったように思います。
幼稚園や小学校の頃は、悪目立ちしていたように思います。
私は、ちゃんとする事が苦手であり、破天荒で何処か抜け過ぎてて困った子と言うイメージがあったかと思います。
落ち着きがない、空飛びな発想、しばしば空想や妄想に浸る、周りに合わせられない、忘れ物が多い、人の話を忘れる、宿題忘れる、計算や漢字をケアレスミス多発苦手になる、委員会の仕事を忘れる、習い事の集合時間忘れる、その他、忘れ物、失くし物、遅刻、約束忘れ、期限切れなど、調子に乗ってはしゃぐ、やらねばならない仕事を忘れる、ADHDムーブを多発してしまっていました。
これらは、内向的感覚(Si)が弱く未熟な為に起こった事だと思われます。
当時の私は意識が内面世界(Fi)に向いている事が多くありました。好奇心旺盛で想像力は豊か(Ne)であり、脳内が自分だけの楽しい世界に集中し脳を満たしていた(Fi)ので、肝心な外部世界の物事が脳からすっぽり抜けてしまっていました。
今思えば、当時の私は代替機能である内向的感覚(Si)が未熟であり、主機能(Fi)と補助機能(Ne)を全振りにして生きていたからなんだと思います。
内向的感覚は、身体の内部からの情報を感受します。 体内の感覚を敏感に感じ取ります。例えば、疼痛、餓え、渇き、体温、筋肉の緊張などです。 これら身体的な感覚に敏感であること、そして身体の異変に気がつくことは、 生命の維持において大変重要だったことは想像に難くありません。
身体の内部に注意を向ける医療やスポーツは特に東洋で発達しました。 このタイプが、そういった伝統的な健康法に興味をもち実行していることがよくあります。
内向的感覚の主な働きは記憶の維持と活用にあります。
あるものは食べると腹痛を催すから避けるべきであるとか、 ある場所は雨が降ると危険で近づいてはならないとか、 どのあたりに食べ物を隠してあるといった記憶は生物にとって大切な情報です。
過去に経験したこと学習したことは記憶として蓄えられ、 折りにふれて、その情報を脳内から受け取ることになります。
内的に蓄えられたデータや記憶は経験のたびに比較検討されしまい込まれます。 内向的感覚が発達しているタイプは、記憶に優れ、詳細なデータをきちんと分類整理します。 また、何か昔の得た記憶を連想させるような出来事に出くわすと、過去の記憶が次々に蘇ります。
内向的感覚は、情報受容の心理機能であるので、能動的に働かすものではなく、自然と起こるものです。 そのため、記憶の想起や連想はときになんら意志とは関係なく制御されないまま現れてくることがあります。
大量のデータを何の意味付けも得られないまま抱えていることがよくあります。
他者の蓄えた有益な情報も知識の源になります。 そのため、よく本を読み、文献を調べ、細かい点まで注意して見ています。 また、歴史的なことにも興味を持ちます。
記憶中心の学習を求められる学生やホワイトカラーの職業人では、この物覚えの良さが強みになります。 それゆえ、テストで良い点を取ることができ、仕事場では頼りになる同僚になることでしょう。
20代辺りから徐々に悪目立ちしなくなっていきましたが、それは代替機能(Si)が発達してきたのが大きいからだと思います。
ちゃんとやることをやる、空想や妄想は程々にする、タスク管理や時間管理を怠らない、スケジュール管理や、忘れ物や失くし物をしないようにする、約束は守る、今やるべきことをやる、などです。
30代になってからはADHDムーブは大分マシになってきましたが、それはSiがそれなりに安定してきたからなのだと思います。
余計な考え事も、無くなっていきメンタルも安定していきました。
代替機能が安定していくと、生きやすくなっていくというのは本当なのかも知れません。