ASDの人が、他者に関心が持てない理由
ASDの人は、他者への関心が薄いと言われています。
興味関心が人より物の方へ向いてしまう人が多いみたいです。
そんな私も、他者への関心が薄い傾向にあります。
誰がどうしたというのは、全くどうでもいい感覚であります。
その理由が、他者と感情を分かち合う事が苦手だからなんだと思います。
仲良くなかったり、好きでも無い他人は、どうでもいいという感覚であります。
自分が良ければそれでいい、自分が幸せならそれでいい、他者へ関心を示すのは疲れる…
他人を喜ばせよう、喜んでくれたら自分も嬉しい…などのような感覚は、イマイチ湧きづらいのです。
その為、いつも自分主体に物事を感じる傾向にあります。
自分はどうありたいか、自分はどうしたいかが優先してしまい、他者の感覚をスルーしてしまうのです。
他者はこう思ってるけど、自分はこうしたい。他者を優先し自分の気持ちを後回しにすると、なんか気持ち悪い…と、なってしまいます。
その為、今まで他者のニーズに応えられない事が多かったです。
それが想像力の弱さや感覚の少数派、強いこだわりなどと悪魔合体してしまい、ズレを生じてしまっていました。この特徴は、創作活動している時に顕著に現れました。
創作活動してきて、世間の需要よりも自分の好きな内容を優先してきました。どうしても、世間の需要に合わせることが苦手なのです。需要に合わせた所で自分の好きな内容でないと脳が満足しません。
私は、他者を喜ばせようと心の底から思い、ニーズに応えよう、気持ちを共有し合うことが出来る人になりたいですが、脳の特性上、困難であります。
他者と感情を共有し他者へ関心を持てる人が、凄く不思議であり羨ましく思います。
きっと、楽しいんだろうな…と思います。
ASDは自閉の名の通り、脳が外部から閉ざされた状態であるからなのでしょう。