ASD、自他境界の曖昧さからなる、コミニケーションの苦労話。
ASDのある人は、自他境界が曖昧な人が多いと言われています。
それは、想像力の弱さが関係しています。
自他境界が曖昧だと、
・過剰に被害者意識を持ってしまう
・自分と他者の感覚や価値観を混同してしまう
などのような事が起きてしまいます。
Xで発達界隈に属した時の事です。
自分の障害特性からくる困り事について語った時、『一緒にするな』『それは、違う!』と言った感情的なリプライや引用をもらった事があります。
発達界隈では、ちらほら見受けられました。
同じ発達障害があるからって、人それぞれ特性が違うのに、その感覚が分からないのでしょう。
それは、他者と自分を切り離して考える事が苦手なために、起きます。
他者と自分を同一視して考えてしまいます。
他者の視点と自分の視点の違いが分からないのです。
『自分はこうだから、みんなもこうだ。』
とは、限らないのです。
X上で、ハイスペ側の発達障害の方の『自分はこう出来たから、他のみんなも努力すればこうできるはずだ。』『お前らのネガティブな呟きせいで、発達障害のイメージが悪くなるから、辞めて欲しい。(自分にも悪影響が出るから)』などと言った強い主張は、自他境界の曖昧さから来ているのだと思ます。
それは、コミニケーションに置いても起きてしまいます。
自分と他者の感覚や価値観を混同してしまい、『自分も楽しいから、相手もこう思う筈だ。』『自分はこう感じるから、相手もこう感じる筈だ。』などのような事が起きてしまいやすいかと思います。
これは、私が一番苦労してきた事であります。
自分の感覚や価値観を、他者と同じように捉えてしまっていたのです。
それゆえに、創作したりコミニケーションに置いて苦労してきました。
自分が面白いと感じる作品は、他者から見たら面白いとは限らないし、自分がこう感じるから他者もそれは分かるはずでもありません。
それにより、自分が伝えたい事が中々伝わらなかったと言ったこともあり、相手と会話が噛み合わなかったり、苦労してきました。
説明不足や、食い違いが起きました。
自分を客観的に想像するのが、出来てなかったんだと思います。
今では、少しずつ分かってはきましたが、コミニケーションに置いて、今でも難しい部分大きいです。
第三者を交えて意見をもらい、自分を客観的に見てもらっていくしかないでしょう。