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コミニケーションや空気に合わせるのが必要な社会の、違和感。

社会が一番求める人材が、『 コミニケーション能力がある人』です。

それによって、コミニケーション能力が低い人は面接で振り落とされます。

『 コミニケーション術』『 雑談力』『 コメント力』『 好かれる会話術』『 話しかけやすい人』などのような、コミニケーション能力がメインの本が多く売られています。

コミニケーション能力の上に、明るく愛想良くし社交性のある人が求められます。更に協調性やチームワークが必要になります。

その上、空気に合わせてやっていく必要があります。

それが出来ない人は許されない、のような感覚が広まっています。
コミニケーションに関する自己啓発本まであります。

確かに、コミニケーションは人との意思伝達に必要なものだと思ってます。
お互いに気持ちよく仕事をするのに、必要なものであると思います。
ですが、私はコミニケーション能力ばかりが求められる事に、違和感と疑問を感じています。
コミニケーション能力の他にも、思いやりや気遣いができる、よく気付き気が利く、などの優しさや行動面での需要があってもおかしくはないと思います。

コミニケーション能力や空気に順応することばかり需要があると、窮屈になりますし、貴重な人材を得る機会が無くなってしまったり、ストレス過多にもなってしまいます。

コミニケーション能力や協調性が高くても、弱者を思いやれなかったり性格に難がある人だっています。
コミニケーションや協調性があれば良い訳ではありませんし、大事なのは性格の良さや行動力ではないでしょうか?

人と話すのが苦手でも、思いやりや気配り、積極性がある人だっています。

日本社会は、益々、コミニケーションや人付き合いが不器用な人は、不遇に立たされやすく生きづらくなっていると思ってます。

一人一人の違いや色々な長所を認め合い、寛容な社会になって欲しいと思ってます。



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