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私の推しの神漫画~蒼いホルスの瞳~
私は、『蒼いホルスの瞳』という漫画を読みました。
私は、この漫画を読み勧めていくうちに惹きつけられました。
舞台は、紀元前14世紀のエジプトです。
主人公は、第十五代ファラオのハトシェプストという名の男装の女性です。
当時のエジプトは、女性が国を統治することに不寛容であり男性が統治するものだ、女性は世継ぎを産む道具であり所詮お飾りに過ぎない、などといった価値観が当たり前にありました。
女性達もそれを受け入れ、女としての使命を果たそうとします。
しかし、彼女はその価値観を破り、自分の意志を貫こうとします。
彼女の夫になった人は、傲慢で女好きで酒癖が悪くロクに統治をしなかった人です。
ハトシェプストは、そんな彼に振り回されず
主人公は、意志がとても強く決して堕落せず、国を長きに渡り平和で豊かにします。
ハトシェプスト
本作の主人公。男勝りで気高く、聡明で心優しい美少女。神と唯一交信できる血筋のせいか、獣と心を交わす能力を持つ。幼少期には武芸を嗜み父を継ぐ王となることを望んでいたが、女性は王位に就けないため、表向きは女性らしさや気品を身に着けたが、内心では現在も女性として見られることへの嫌悪がある。
トトメス2世
ハトシェプストの夫にして異母兄。父トトメス1世から後継者として期待されているが、父の戦死後、女好きで傲慢で残虐な面が徐々に表出していく。
この漫画は、話が壮大で奥深いです。
また、人間描写に深みがあり、とても魅力的に描かれてます。
人それぞれの人生や性格について、繊細に描かれてます。
前書きや建物も、オリエンタルな雰囲気があり興味をそそられました。
私は、益々、古代エジプトに興味が湧いてきました。
この漫画のキャラクターから、学んだ事も沢山あります。
私は、欲に溺れず、決して腐らず、自分の意志を貫き思慮深い彼女の生き方に魅力されました。
そして、自分が描いてきた漫画や小説との格の違いを見せつけられました。
こんなに惹きつけられる漫画を読んだのは、5、6年ぶりです。
私も、何か歴史に関する話をを書いてみたいと思いました。