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N型(直感型)人間が語る、N型で大変なこと

前回の記事で、N型で良かったことを書きましたが、今回はN型で大変なことについて取り上げたいと思います。

Nが高いと言うことは、その分、Sに意識が向きづらいことを意味します。

例えば、N型の私は普段物思いにふけることが多いですが、その分、外部の物事や肝心なタスク業務に意識が向きづらくなってしまいます。

今まで、物思いに耽り、車や自転車と衝突しそうになる…と、言うこともありました。
また、考え事に意識が向く度に、物忘れやバイクの鍵の取り忘れをしてしまうことがあります。その他、家事が疎かになったり、メールやLINEを確認したり返信するのを忘れたり、時間感覚がルーズになってしまうのです。

私は日常的に自分の内面世界に意識が向きやすく、気が付くと、いつも無意識的に物思いにふけってしまうので、コントロールするのは難しいです。

自分の内面世界に意識が向く度に、肝心な物事が疎かになりやすいです。

Seもそれなりに高く出ることがありますが、Neの方が高いので脳が無意識的にNeを満たすことを優先してしまうのです。

私の脳は、それが居心地がいいので、社会に適応するのが難しく感じてしまいます。

私の場合、脳がNに偏りすぎてるあまり、外部から意識が切り離されやすいのです。

例えば、INFP寄りね私は、「今日は天気がいいな、そういえば、今週も天気がいいみたいだな…週末どこ行こうかな?海にでも行こう?海と言えば、サーフィンだな…サーフィンと言えば、芸能人のH君が得意みたいだったな…H君の水着姿良かったな…筋肉しっかりしてて、私も筋トレ頑張らないと…」などど、Neに集中することが多いです。すると、肝心なメールやLINEの確認を忘れてた…遅刻しそうになった、忘れ物やミスをしてしまった、なんてことも少なくはないです。

似たようなタイプのISFPとINFPを比べてみた時、どちらが環境に適応しやすいのか、わかるかと思います。

INFPが社会不適合者だと言われやすいことに不快感がありましたが、INFPがそう言われやすい理由が、意識ここに在らずが大きいからなのではないか?と、思います。

身近にS型の人がいますが、その人は飲食の時はそのことに意識が集中し、身支度の時は身支度に意識が集中します。
そのため、時間感覚かちゃんとしておりスムーズに行動しタスク管理もきちんとしてます。
外部の物事に意識が向きやすく、あれこれ考え過ぎない強みがあります。


S型がN型より、比較的に外向性が高いと言われやすい理由は、ここにあるのではないか?と、思います。


また、私は定着支援という福祉サービスを利用して、障がい者雇用で働いてますが、定着支援との感覚の違いについて感じやすいです。

定着支援は、Sが強く、特にSJ型の感覚で動いている所感にあります。

定着支援の事業所は、基本的に体調管理、時間管理をキチンとし、勤怠安定し、なるべく長く働いて欲しい、環境に順応して欲しい…などのようなSi(内向的感覚)的な感覚・価値観で進めていきます。

S型(特にSJ型)の人からしたらそれはごく普通のことだと思いますが、私の脳は強く反発していまいます。その理由は、自分が生粋のNe(外向的直感)ユーザーだからなのだと思います。Neが高いと、可能性や状況変化、物事の流動性に意識が向きやすく、Siが弱くなってしまいます。

また、仕事や自分の取り巻く状況に対して、このままずっとこうだったら、どうしよう…いまのまま何も変わらず歳をとったらどうしよう…などと、脳が不変や安定に対して強い拒否反応を起こしていまいます。

そのため、私は束縛されているような感覚が強くあるのです。  

また、自分は、定着支援の実績の為に私は利用されてるんじゃないか…?と、根拠が定かではない裏を感じてしまうこともあります。

N型故に、自由や可能性、変化を求め、更には背景を推察してしまう癖があるのです。

それが、私が定着支援や組織が苦手に感じてしまう大きな理由なのだと感じてます。


N型の人はS型の人から羨ましがられることがありますが、Nが高くても一長一短なんだと思ってます。

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