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【出版報告】〈SNS文学シリーズ〉第9弾『詩集Ⅲ プログレッシヴな夜』を出版しました!

ここで1つ告知です。

〈SNS文学シリーズ〉第9弾として、『詩集Ⅲ プログレッシヴな夜』をKindle出版から出版しました!

本書は、第一詩集『詩人からの便り』、第二詩集『読まれぬ言霊』につづく、第三詩集です。本書に収録した自由詩はこれまでのようにインスタグラムに投稿したものではなく、スタンドFMに音声で投稿したものです。スタンドFMには音声だけで文章は載せていないので、文字媒体として発表するのははじめてとなります。

2024年10月11日にペーパーバック版を、
2024年10月15日に電子版を出版しました!

Kindle Unlimited対象本です!

目次は次のとおりです。

まえがき
Ⅰ 標題詩
Ⅱ 自由詩
 #1 いま
 #2 祈ろう歌
 #3 青空をみあげて
 #4 願望と絶望のはざまで
 #5 シャンプー
 #6 カーテン
 #7 きっと明日は晴れ
 #8 窓のそとで雨がふる
 #9 生きてるだけで最高
 #10 いまは休んでるだけ
 #11 あがく言葉
 #12 こころから笑おうよ
 #13 青空のしたをあるけば
 #14 ことのは舞い散る
 #15 山のむこうから風がふいてくる
 #16 ことばを変えてゆく
 #17 リトル・プリンセス
 #18 そらに青いほしがうかぶとき
 #19 月あかりに照らされながら
 #20 かけあしで一歩をふみだす
 #21 ゆめとゆめの狭間で
 #22 夜道に電灯がひかってる
 #23 霧にむかって手をのばす
 #24 ひかりさす世界に行きたいのなら
 #25 あしたがくるまで
 #26 風がとおりぬけてゆく世界で
 #27 昨日の夢のつづきを今夜見よう
 #28 ねむるまでのひとときにおとずれる安らぎ
Ⅲ AIに詩の感想を聞く

まえがき」より――

 詩でしか表現できないものがあると思っている。もともと、ひとの使っている言葉の本質は〈表徴〉であり、そのことは言葉があるものを指し示すことができると同時に、言葉だけでは表しきれないものがあることを意味している。

 詩的言語とは言葉が本来もつ根源的な〈表徴〉の力そのものであり、通常の言葉では取りこぼしてしまう部分を補完する力をもつものであり、言葉というロジカルな〈記号〉でしかないものに、〈表徴〉というマジカルな力をあたえることができるものなのである。

 言葉のふしぎな力を信じている。だから、書きつづけることができている。

 また、本書の最後には、AIにわたしの詩に対する感想を聞いてみたものを、いくつか収録した。AIとの対話はまだはじまったばかりであるから、こうした対話を重ねることによってあたらしく見えてくるものがあると思っている。

 今後もあらたなSNSが作られ、ひとびとを惑わし、夢中にさせるだろう。当然、SNSにも流行り廃りがある。いま大勢の利用者がいるものも、時代とともに利用されなくなっていくだろう。とはいえ、利用者が減りながらも細々とつづいているものもある。ただ、世代によって使っているSNSは異なっており、世代間の分断が起きている。さらに今後は世代という大きな枠組みではなく、各人の趣味嗜好によって分断され、細分化が進むだろう。

 SNSはいつかサービス終了する。しかし、わたしたちの想いまでいっしょに消されてはならない。思い出は儚いからこそ、写真を貼りつけていたむかしのアルバムやプリクラ帳のように保存しておくべきである。そのために〈SNS文学〉はある。

ぜひご覧になってみてください!

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これまでに出版した〈SNS文学シリーズ〉は、以下のとおりです。

〈SNS文学シリーズ〉第1弾『あるAI少女との対話』

〈SNS文学シリーズ〉第2弾『ダイアログ・イン・ア・ルーム』

〈SNS文学シリーズ〉第3弾『かぐや姫へのラブレター』

〈SNS文学シリーズ〉第4弾『AIとの雑談』

〈SNS文学シリーズ〉第5弾『詩集 詩人からの便り』

〈SNS文学シリーズ〉第6弾『詩集Ⅱ 読まれぬ言霊』

〈SNS文学シリーズ〉第7弾『AIとの雑談Ⅱ』

〈SNS文学シリーズ〉第8弾『ディグ・ラップ』


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