凡人のわたしが「毎日の習慣化」に成功して、気づいたこと
これまで「毎日の習慣化」にチャレンジしても、あえなく失敗してきた。
もし、あなたにも思い当たる記憶があるとしたら、
ぜひこの記事を読んでいただきたいです。
いざ!習慣化アプリで毎日記録をはじめても、
1日途切れたらモチベーションがだだ下がり
気づいた日にはアプリすら開かず、
生活から消え去ってしまっている。
そのような経験が、あなたにもありましたか?
私には何度もありました。
新しい習慣化アプリを入れては消しの繰り返し。
気合を入れるために課金をしても、
結局はこのループに戻っていました…。
そんな「凡人」である私が、
今回はなぜか
「毎日絵を描く」ことの習慣化に
成功しています。
(ちなみに習慣化アプリは使っていません。)
すべてのはじまりは、以下の記事を書いた
2024年6月6日
この日から毎朝のお絵描きをつづけて
「継続日数100日」を超えたのです!
「凡人」にしては
なかなかすごく、ないですか?
過去の自分を振り返ると
我ながら「奇跡」に近いことです。
この時間に少しずつ描いた作品は、
「みんなのフォトギャラリー」に投稿しています。
ありがたいことに、100を越える記事に添えていただきました💐
継続日数が90日を迎えるころには、この習慣を「辞めること」に抵抗感を覚えるようになっていました。
奇跡的にこんなに続けられているものを、今辞めてしまったら
凡人の日常に差した「一筋の光」が途切れてしまう。
大袈裟に聞こえるかもしれませんが
そのような感覚なのです。
毎日のお絵描きが習慣になった世界線と
そうではない世界線とでは、
少なくとも前者の方が
「絵が上手くなれる」可能性は高いです。
ただ、それだけではありません。
「私でも続けられる」
それを知ったことで、このような考えが浮かぶようになってきました。
「毎日描き続けていたらその先で、現時点では予想もできないような
面白い展開が待っているかもしれない。」
そんな、微かなわくわく感が
日常に差した「光」なのです。
お待たせしました。ここからが本題です。
なぜ、今回は「毎日の習慣化」に成功することができたのか?
体感も含めてここが「ポイント」だったと思う点をまとめていきます。
また、これらの「ポイント」は
「あなた用にカスタマイズ」することが可能です!
そのため、
「時間もないし、私には無理」
という視点ではなく
『もしできるなら、何を日々の生活に取り入れたいか?』
『自分だったら、どうアレンジできそうか?』
そんなことを思い浮かべながら、
お読みいただけたら幸いです。
毎日の習慣化に成功したポイント
🌷毎日のルーティンの中に「しれっと」組み込む
はじまりの記事でも書かせていただいたように、今回の習慣は「すでに習慣になっている一連の流れ」に組み込みました。
脳は「新しいこと」を避けようとします。
「何か新しいこと」がはじまった!と気づかれたら、
いつものあなたに戻そうと「めんどくさい」という感情を与えてきます。
それに抗う作戦として考えたのが
毎日のルーティンの中に「しれっと」組み込むことでした。
ルーティン化したものを「変える、辞める」ことにも抵抗がある。
そんな脳の性質を利用して
「いつもどおり朝ごはんを食べたいから、さくっとやっちゃおう!」
という具合に、着手するための動機付け=モチベーションをアップさせることができたのです。
🌷「何時から行う」ではなく、「◯◯する前に行う」
はじまりの記事を書いた頃は、在宅勤務や休日でもAM5時に起きていました。
ですが仕事が忙しくなったころから、AM7時〜8時頃に起きることが増えました。
それでも、習慣を続けることができています。
その理由は、
「朝ごはんの前」の30分間
というマイルールにしていたからです。
もしこれが
「AM5時から30分間やる!」
なんてことにしていたら、寝過ごした時点で
「今日はダメだった。」
諦めるには十分な条件が揃ってしまいます。
しかしです。
「朝ごはんの前」であれば時間は関係ありません。
8時に起きても、9時に起きても、それ以降でも許される感覚です。
時間に関係なく、
その日の「朝ごはんを食べる前」に描けば良いのですから!
このように、マイルールに余白を作るという意味合いでも、「◯◯する前に」という作戦は有効でした。
可能であれば、ルーティンの中でも
「自分の好きな時間の前」
に取り入れてみましょう!
ここが第一のカスタムポイントです。
・ごはんの前
・おやつの前
・着替える前
・出かける前
・リラックスタイムの前
・お風呂に入る前
・お布団に入る前
繰り返しますが、ポイントは
毎日のルーティンの中に「しれっと」組み込むことです。
今現在、あなたが「毎日行っていること」を振り返ってみてください。
そして、その「前に」数分間の時間が作れないか?を考えてみてください。
🌷取り組む習慣は「2部構成」にする
私の場合、少し早起きをして朝の30分間をあてることにしました。
ですが、単に「30分間お絵描きする」というルールにしていたら、漠然としすぎて続かなかったのではと感じます。
継続できている習慣には「1部」と「2部」が存在します。
「1部」ではポーズマニアックスの
『10秒ドローイング×30体』に取り組んでいます。
だいたい5〜10分間です。
サイト内で、ランダムで表示されるポーズを手早く描き写していきます。
はじめは「画力向上」を目的とした、いかにも断念しそうな設定でしたが、習慣化した今の感覚だとお絵描き前の「準備運動」という表現がしっくりきます。
この「1部」の存在が毎日取り組むことへの、そして「2部」へ取り組む際のハードルを和らげてくれるものになっていました。
2部では「みんフォトイラスト」を描いています。
だいたい15~20分間です。
正確には「資料を見ながら絵を描くことで、どこまで絵が上達するのか?」というセルフ検証をしています。なので、資料を見ながら描くことをマイルールとしています。
そこで描いた絵がnoterさんのお役に立てたら一石二鳥!だと思い、「みんなのフォトギャラリー」へ投稿しています。
他に思いつくことがあれば、例えば副業や、別のプラットフォームに向けた絵を描くのもありだなと考えています。
個人的な感覚として「2部」は「1部」より取り組む前の気合いが必要ですが「ちゃんとお絵描きするぞ!!!」というほどの力みはありません。
むしろ、かなりゆる〜い設定にしています。
どうゆる〜いのかといいますと「2部」の内容には、
・参考ポーズや資料を探す時間
・配色に悩む時間
・noteに投稿する記事作成の時間
も含めています。
資料探しや配色悩みで数日かかったりもします。実質絵を描かずに「2部」を終える日も多々あります。
そんな時間も立派な「創作の時間」と捉えています。
「2部」は絵を描くために、そして投稿(アウトプット)するために必要なことを行う時間と設定しました。
「1部」と「2部」合わせておよそ30分間。
5分早めに切り上げる日もあれば+10分多めに取り組んでしまう日もあります。
実際に取り組む時間はその日の気分や体調で±10分程度変動するものとして捉えてみてください。
2部構成を考える上でのポイントは、以下の3点です。
①「1部」には『疲れている時でもできること・旅行先でもできること』を設定する。(レベル感では準備運動のイメージ!)
②「2部」には『続けた先で自己肯定感が上がる・自分がより好きになれる』という核心が持てることを設定する。
③「1部」だけ行えた日も継続成功扱いとする。
上記ポイントのおかげで、実家に帰省した時も、仕事が多忙な期間も、コロナにかかった時でも(※体調不良時は決して無理せず!)、習慣が途切れることはありませんでした。
「毎日◯◯分できている」
という観点にはあまり重きを置かず、
「毎日続けられている」
シンプルながら、こちらに自信を持てる方が継続しやすかったです。
以上を踏まえ、
例えば「毎日長編小説を読む」という習慣をつけたい場合、私だったらこの様なことを考えました。
1部(前半5〜10分間)
・自己啓発本(自身にとって読みやすいジャンル)を読む
2部(後半15~20分間)
・長編小説を読む
毎日noteを書くという習慣をつけたい場合は、
(あくまで私の場合です)
1部(前半5〜10分間)
・ジャーナリング(頭の中で思ったことをそのまま書き出す)を行う
2部(後半15~20分間)
・noteを書く(ネタ選び~執筆〜校正、ヘッダー探しも含め)
これは毎日少しずつ書いて、書き上がったら投稿するイメージです。
もし「毎日投稿」を習慣化したい場合は、異なる2部構成になりそうです。
🌷数日で「終わらせよう」と思わない、1日単位で「区切りをつけよう」とも思わない
今回は「アラーム」を導入しました。
スマホで30分間セットするだけ。
1部、2部にかける時間はその日の気分で変えても良しとします。
結果、「毎日長く取り組みすぎない」という点で習慣と適度な距離感を保つ有効なツールでした。
私たちはよく
「時間ができたら思う存分やってやるんだ!」
と考えがちですよね。
ですが、冷静に思い返してみてください。
いざ休日にフリーな時間ができて
「✨ようやく好きなことができる✨」
と解放された時のことを。
とりあえずスマホ片手に寝ころがり、
気づけば2時間爆睡
そうです。すでにあなたも気づかれているはず。
これが「人間」のやることです。
…
主語がでかすぎたことをお詫びいたします。
少なくとも「時間ができたら創作しよう!」と思いながら、私はこれを幾度もやらかしました。
結局のところ、
「時間ができたら全集中して〇〇をやりとげる」
このような設定は、多くの人にとって難しかったり
現実的では無かったりします。
「毎日15~20分、ゆる〜くこつこつと手を動かす。
気づけば10作品も描きあげていた」
これはとある「凡人」が現実で達成できたことです。
いかがでしたでしょうか。
最後にポイントをまとめます。
もし一つでもぴん💡と来るものがありましたら、ぜひあなたなりの「カスタマイズ」で日々の生活に組み込んでみてください。
途切れてしまっても大丈夫です。
また気が向いた時に、「カスタマイズ」を変えてもう一度やってみればよいのです。
その繰り返しの先で、案外「するっと成功」することがあるものです。
「自分が本当に習慣化したかったこと」が日々の生活に加わると、「自己肯定感」も上がります。
自分のことが、より好きになれます。
この記事がお役に立てましたら幸いです。
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