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キャリア論について 。スペシャリスト or ジェネラリスト ?


明日は祝日ですね。春分の日。
最近は宇宙元旦なんていう呼び方もかなり浸透してきましたね。

お仕事終えられて、休日モードになっている方も多い時間帯かと。
私は、日本の業務は終了ですが、夜にアメリカの上司と1:1があるので、時間潰してスタンバイ中です。

昨日、外資と内資の社員に対しての向き合い方の違いをコラムに書きました。

社員との向き合い方に加えて、キャリアに対しての考え方ももちろん、「個人が自分のキャリアをデザインして、自ら達成のために努力する(上司はもちろんその個人の達成をサポートする)。」という考え方も外資の特徴としてある点です。

で、そのそれぞれの社員が自分のキャリアを考えていくときに、外資は即戦力志向も強いので、ジョブ型採用をとっており、そのポジションに求められる知識、経験のある人を選抜するスペシャリスト型の人材登用を進める会社が多いです。(営業は、営業、人事は人事みたいなイメージ。その中でもさらに得意な領域で絞り込まれる。)

一方て、イメージですが日本の企業では、いろいろな部署をローテーションしながら、人材登用を進めていくイメージがあります。なので、今年、IT部の人が異動で「今期から人事になりました。人事のことは全く分かりませんがよろしくお願いします!」というご挨拶をいただくことも多々あります(笑)


また、このパターン以外にも外資にはIC(Individual Contributior)ロールと呼ばれる一般職、ただし職位的にはかなり上の本部長レベルでも存在する部下をもたない特化した領域の専門家(スペシャリスト)と、M(Manager)ロールと呼ばれる部下を持つ管理職としてのキャリアパスの二つの大きな括りがあります。

実際にICで専門性の高いメジャーリーガーレベルのプロと、部下がいても管理職レベルではまだ経験値が浅い場合、部下を持たないICロールで、経験値が高い人の方が職位やお給料が高いケースはいくらでもあります。
部下がいるから、偉いとか、いないから下だという感覚はなく、あくまでも「個人の嗜好の違い」と解釈されます。

とはいっても、日本人だと「市場価値を高めるためにも、どこかでは管理職経験を積んでおいた方がいいので、管理職にチャンレジしたい」という声も、まぁまぁ聞きますし、社内のキャリア議論の場で良く議論されるポイントです。

いろいろな部署を経験したり、部下を管理して組織全体をマネジメントするジェネラリスト。

自分に特化した専門性を極めに極めるスペシャリスト。

このトピックになった時に、私がいつも思い出してシェアするエピソードがあります。


それは、

「キャリアは、アルファベットのTで考える!」


というもの。

Tの字??

なんじゃそりゃ???

と思うかもしれませんね。

はい、あの横線と縦線のTです。

説明しますね。

まず、この上の、横線(ー)をいろんな業務を経験するジェネラリストと見立てます。

で、ジェネラリストの横棒がただ、ズーーーっと右へ右げ長くなっていくとどうなりますか?


バランスが悪いですよね?(笑)

これは、いろんなものを広く浅く身につけて深みがなくなってるかもしれないという形です。

そうなったら今度は、縦線(I)の縦棒を伸ばす。←この縦線が専門性を深めていく深さを示すイメージになります。

この縦線が横線のジェネラリストの線とバランス見た時に、ちょうど良くなってきた、もしくは長くなりすぎてきたら、また横線の横棒を伸ばす活動をする。

こうして、このTという文字をどんどん大きくしていくのがキャリアップに必要ですよという考え方。


T

T

T


うまく表現できてないけど(本当は横線が長かったり、縦が長かったり図で示したい。。。が、ついてきていただいてると信じて! www)


前にいた職場であるリーダーが話してくれたキャリア構築のポイントなんですが、これを聞いた時に

「分かりやすい!!!」


って思ったんですよね。

相談を受けた時、また私自身のキャリアを考える時に、いつも「今のTはどんな形かな?」と頭の整理に使ったりしています。

実際には、縦線、横線の2次元の世界でなく、そこで経験する人間関係や自分の内面での成長も入るとより立体的なTが大きくなっていきますよね。

シンプルだけど、とっても簡単にキャリア分析に使える視点だと思います。

いかがですか?

ぜひ、皆さんも今のTの文字がどんな形であっても、将来の目指すTの大きさ、太さ、強さ、色などどんどんカラフルなTの文字が完成していきますように!

参考にしていただけたら最高です!

読んでいただいてありがとうございました。

良い祝日の1日をお過ごしくださいね。

Thank you,






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