夏のヌシ祭り☆開催ちゅう。
閲覧ありがとうございます。今日は、我が家の猫将軍ヌシにまつわるnoteを書いておこうかなと思います。
7月に入り、夏休みもあと間近。今年は、各地、各場所に羽ばたいて良い年なんで、旅行やライブ、または、夏のお祭りなど、楽しみにされる方々は多いと
思います。
我が家では、もちろん、お祭りは開催中です。主催者は、、
飼い主としては、愛猫の可愛い表情を写真に撮り、
皆さんに見てもらい、「可愛い」と、言ってもらえたら、うれしいな。と思うのですが、我が家のヌシさまは、「許可なく撮るでない!うつけ者!」という感じで、目線をくれません。
そのくせ、自分がして欲しいこと。
①、トイレそうじ。
②、おやつが欲しい
③、眠くもないし、退屈なんで、なにかオモロイことはないか。
だいたい③の場合が多いのですが、その時は、まっすぐこちらを見つめ、「ナァーン」とは、言わずに、口を閉じたまま、
「ううーーーん!」「うー!うー!」
と、唸ります。
さすがヌシさま。米寿になろうとする猫さまは、疲れることは、やりません。口を開けたらソンみたいな感じで唸ります。
ヌシさまにとっての「オモロイこと」は、虫が歩いているのを見つけるか、バッタをしばき倒すことか、鳥が近くで、ギャーギャー騒いでいるのを野次馬することです。
わたしには、「虫を探せ」と、目で指示を飛ばしますが、間違っても母親には、鳴きません。
なぜならば、母親のヌシとの遊びは、
①、ハグハグごっこ
②、チュウチュウごっこ
③、スキスキごっこ
の地獄の三択になるからです。
そんな我が道を往くヌシさまですが、前の通りを人が通ったり、なにか、そそる気配がしたら、
お立ち台に立ち、外を眺めます。
こういうスタイルを世間では「ニャルソック」というらしいですが、ヌシの場合は、海水浴場の監視員という風情です。事件が起こっても、誰にも知らせず、騒がず、ただ、じっと眺めて、退屈しのぎにするヤバい監視員です。
ヌシが眺めていると、ご近所さんが通ったとき、
「ヌシちゃん、おはよう!」
「ヌシちゃん、今日も、可愛いね」
と、あたたかい声をくれたりします。
特にいまは、朝方、酔っ払いが、大声出しながら、通ったりするので、ヌシウオッチが始まります。
この前など、大学生のグループが通りかかり、
「あ!ハリーポッターのふくろう!」
「違う違う。ペルシャじゃん。」
「会計お願いします!」
何故かわかりませんが、会計をお願いされたヌシは、勿論、無視をしていると、
ギャハハハとか言いながら、去っていきました。
ご近所に住んでいるご家庭で、やはりお酒好きなお父さん(60代くらい)がおられるのですが、その方は、普段は、寡黙な方で、道でお会いして、挨拶をしても、黙礼を返してくるくらいなんですが、アルコールが入ると、陽気になるのか、ヌシがのぞいていると、
「○○さんちのヌシくん!」
「ヌシくんは、白髪染めしてるね!」
などと、呼びかけているのが聞こえてきます。
いつかの土曜日、通りをふらふらしながら、ご近所おじさんが歩いていたので、うちの母親が
「あら、こんにちは」と、いうと
「どもども。ドラッグストアーに行ってきました」
(飲み屋の間違いではなかろうか)
とか言いながら、サカサカする袋を振り回しながら自分んちに帰っていきました。
次の日の午前中、またまたヌシがお立ち台にたち、
眺めていると、昨日のご主人が、キャップを目深にかぶり、わき目もふらずに駅の方に走っていきました。
母親が、あとで、その家の人に聞いた話しでは、
酔っ払った状態で風呂場に入り、勝手に自分で髪を染めたけれど、息子さんのと間違えて、カラーリングしてしまい、赤髪のシャンクスみたいな頭になってしまった。慌て、ヘアサロンに行った。
ということらしかったです。
昼過ぎに黒い頭のご近所おじさんが、帰ってきたら
ヌシが
「ナァーン!(おいキサマ!)」と珍しく鳴きました。
しかし、シラフのご近所おじさんは、律儀にヌシに黙礼だけして、家に帰っていきました。
猫にまで礼を尽くすとは、三國志の人みたいだなと思いました。
今から、本格的な夏が来て、開放的な気分になりがちですが、個人的に思うに、外での飲酒は、会話で飛沫が飛びやすいから、ほどほどにして、ライブとか花火大会とかで、騒ぐのも、控え目にした方がいいかなと思います。
やはり、医療関係の方々の疲弊はまだまだ、ハンパナイと思いますから。
とか言いながら、夏のヌシ祭りも、疲労感ハンパナイですが、「長生きしてくれている。」という感謝の気持ちを持ちつつ、耳栓も用意しょうと思います。
大きな災害がない、夏でありますように。と、
願いながら、今回のヌシnoteは、終幕にいたしまする。