ヌシとにゃーにゃー仲間の忘年会(架空)
閲覧ありがとうございます。この記事は、、
フォローしてる皆さんの書かれた小説とかポエムとか、短歌とか、イラストとか、「いーな、いーな、
わたしも、すらすらっと書いてみたい」と、無い物ねだりで頭を捻ってみたが、やっぱり、なんにも出ないので、やけくそで書いてみたら、猫たちの座談会に、なった。という、ちょっと、なんだかわからないというnoteです。
うちのヌシ(猫)が、主催者という設定です。
ヌシ「今年も、あとちょびっとということで、なぜかわからんけど、立場の違う猫さまたちにおいでいただきました。先ずは、わたし、ブリーダー直送出身のRIA野ヌシでっす。」
ヌシ「えー、ペットショップ出身の猫さん。」
ショップ猫「こんにちは。」
ヌシ「そして、こちらが、保護シェルター出身の猫さん。」
保護猫「よろしくお願いいたします。」
ヌシ「そして、最後が、ホームレス!」
野良猫「!!」
ヌシ「あ、間違えた。野良猫さん。」
野良猫「言い方!言い方!気を付けて!俺らは、
野が良いから、野良猫なんだからさ!」
ヌシ「申し訳ございあせん。」
野良猫「…。なんだか、もやっとするなぁ。(言い間違えてるし。)」
ヌシ「えー、最初に、我らが大先輩は、年末までギリギリで働いております。だから、大先輩に、一礼してから、始めたいと思います。」
全員「異義なっし!なっし!」
ヌシ「では、テレビ朝日の方を向いて、、」
ヌシ「ドラえもん先輩!!お疲れさまでっす!!!」
全員「でっす!!」
ヌシ「では、パイセンに、ご挨拶も済んだので、始めたいと思います。皆さん、出身が違いますが、どんな一年でしたか。ショップ猫さん。」
ショップ猫「わたしは、上手いことやって、理想な家庭に買われたわ。」
野良猫「上手いことやらなくても、あんた、真っ白なふわふわで青い目だから、すぐだったんじゃねえの。」
ショップ猫「あらっ!小さな子がいたり、若いカップルだったり、見るからに、食生活が低レベルになりそうな人とか、平気で買ったりするから、こちらも選ぶのは、当たり前」
保護猫「好み以外の人間が寄ってきたら、どうしたのですか?」
ショップ猫「全力でヘン顔する!それか、呼ばれても全力でシカト!それでも、行かないなら、シャーフーして、印象を悪くする。」
野良猫「血統書付きがシャーフーしたら、インパクトあるなぁ。」
ショップ猫「わたしの好みは、40代以上のご夫婦二人暮らし。お子さんがいても、家から出てるとか、ベストよね。それ以外は、ゴミよ!クズよ!」
野良猫「あんた、体は白いけど、心は黒いなぁ」
保護猫「猫生は、一回ぽっきりですから、勝負かけるのはわかりますよ。」
野良猫「おたく、元野良族?」
保護猫「はい。半年近くは、外にいまして、僕を気の毒に思った人間の方に保護していただきました。」
野良猫「へぇ~。言葉使いが、チキンとしてるなぁ。保護されてから、野良言葉は話してないの?」
保護猫「まぁ、最初は、『さわるんじゃねぇ』、『見るんじゃねえょ』、『キモいんだよ』とか、ナチュラルに話してましたが、、まぁ、なんと言いますか、人慣れ修行、家慣れ修行と、研鑽を積みまして、なんとか穏やかなオーラを身につけました。」
ショップ猫「マイ・フェア・にゃんこ!ね。素敵!」
野良猫「もらわれた先が、ブラックな場合とかあるんじゃねぇの。」
保護猫「あ、そこら辺は、保護シェルターの方々が厳しく審査してますから、大丈夫です。研修を受けてからとか、家族全員が賛成か、とか、持ち家か、
引っ越さないか、とか、借家だったら、家の契約書も見せなければなりません。飼い主さんの年齢制限もあります。」
ショップ猫「経済的余裕は必要よね。病院にも
行かなきゃだしね。」
保護猫「僕の将来が明るくなるように、シェルターの方々が、努力してくださったのです。」
野良猫「そーかい。良かったじゃねえの。大学まで行かせてもらえよ!」
保護猫「…。野良猫さんは、やはり、地域のボランティアさんに面倒を見てもらっているのですか。ごはんとか。。」
野良猫「は?俺っちをそこら辺の素人野良といっしょにしたらいかんぜよ。」
保護猫「(?どこ出身?)」
野良猫「俺は、美食家だもんね。多分、GACKTの次くらいに味にはうるさいでごわす。」
保護猫「(薩摩のかた?)」
野良猫「行きつけの料理屋さんが何件かあるからさ、仕込みで余った刺身の切れ端とかもらうよ。
カリカリなんて、俺のプライドが許さないんよ」
保護猫「でも、でも、ボランティアの方々ならば、健康も見てくれますよ。病院にも連れていってもらえます。」
野良猫「けっ!!こちとら、裸一貫、なにも持たずに生まれてきたんだぃ。死ぬときゃ死ぬがいいさ。
その日暮らしの心意気!江戸っ子なめんなよ!」
保護猫「(江戸っ子なんだ、、)」
野良猫「いや、それより、ちょっと!!」
野良猫「ちょっと!ってば!ヌシさん!」
ヌシ「………。」
野良猫「このじいさん、寝てやがる!起きやがれ!」
ヌシ「………。はっ!!なに。なに。バッタ?」
野良猫「バッタじゃねえょ。あんたが、召集したんだろが!主催者が居眠りしてどうすんだよ!」
ヌシ「それに、関しましてはですね。秘書が、手配したと、記録にありまして、、」
野良猫「秘書ってなんじゃ!」
ヌシ「その件に付きましてもですね。一旦、持ち帰らせていただきまして、、調査いたしまして、、」
野良猫「国会の答弁じゃないんだよ!」
ヌシ「そして、国民の信頼回復にむけて、火の玉になりまして、、」
野良猫「岸田首相かよ!」
ヌシ「あっ!もう15時!」
ショップ猫「わたしは帰らなきゃ。奥さんが心配してるわ。」
保護猫「僕も、失礼します。受け入れファミリーに心配をかけたくありません。」
野良猫「あっ!大将の仕込みの時間だ!俺も帰るぜ。あばよ!いい夢みろよ!」
ヌシ「俺も、家臣が帰ってくるまで、もう一眠りしようっと!そんで、夜中は騒いで、苦しませるぞ~。いぇーい!」
かくして、、出身の違う猫たちは、各々の居場所に帰っていったのであった。
そして、note主は、図々しくも、この記事を
ショートショートにタグ付けしたので
あった。。
終わり。
ここまで、お付き合いいただいた皆さんには、
心より感謝いたしまする。