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ギラギラかがやくあの場所でのバイト。な話し。



閲覧ありがとうございます。とある場所にての記憶がふと甦ったので、書いておこうかなと思います。


月日は、わたしが、大学生だったときに戻ります。

わたしは、学校で、それなりに、友人たちと授業に、遊びにと楽しんで過ごしていました。
日々は、順調に過ぎるだろうと、思っていたその時!わたしには、問題が起き、日々、暗くなりがちになりました。。

そんな時です!!
 
青汁に出会ったのは!!


というのは、テレビの健康食品のCMの話しで
全然違います。

単純に、欲しいパソコンがあり、予算的に厳しいけど、あきらめられず、バイトをしょう。と決め、時間的に長くはムリなんで短時間で時給お高めの職場を探していました。

お水系は、NG、土木関連もNG

焦るわたしは、パソコンは諦めようと思っていました。しかし、そんな時です!
あのバイトに出会ったのは!


それは、パチスロ店の仕事。

パチスロ店の仕事といっても、ホール接客ではありません。面接の時に、「若いからホールに出ないか」と、勧められましたが、親が許すはずないし、私も大音響は苦手なんで、断りました。短期間のつもりだったので、尚更です。


わたしが、決めたのは閉店後のホールのお掃除です。実働時間は1時間45分で、時給は高かったから、3ヶ月も働いたら辞めるつもりです。


「今日から働くRIAさん!よろしく」

事務員のお姉さんから、先輩清掃員の年配女性に紹介されたわたしは、緊張していました。
漫画とかでも小説でも、ホストクラブでも新入りはトイレ掃除からに決まっているから、ガンバろうと思いました。

「あなたは、台の灰皿を清掃して!○○さん!教えてあげて!」

灰皿用の刷毛を渡されたわたしは、先輩と台に向かいました。

「トイレ掃除はしなくていいのですか?」

「トイレはねぇ、、新入りにやらせたら、来なくなる場合もあるから。。負けて、嫌がらせにめちゃくちゃ汚したり、トイレットペーパーまるごと流して詰まらせたり、鏡に口紅でラクガキしたりね」

「店つぶれろ。とか書いたりするんだよ」

ルージュの伝言だなと思いましたが、神妙に聞いていました。

「さー!時間が無いからね!見てて!一台、一台していたら、間に合わないよ!こうやって、2台の真ん中に立って!両方の灰皿を開けて!こうやって、こうやって、こうこう!」

熟練の技なのでしょう、何分もかからないうちに一列は終わってしまいました。

(凄い。。これは、ぼんやりしていたら、終業時間に間に合わない。気合い入れないと。。)

正直、甘く見ていたわたしは、焦りました。

必死にやっていると、慣れてくるもので、周りがよく見えるようになりました。

台の周りのゴミで一番多いのは、飴とかガムの包み紙。その次に多いのは、なんと、クスリ!
圧倒的に頭痛薬が多かったです。

(頭が痛くても、パチスロをしたいんだ、、)

パチスロばかり行く夫や妻を持った家族の方が頭は痛いと思いますが、やる方も痛いんだなとわかりました。


パチスロなどで、一回、大勝とかしたら、その快感、勝利感が忘れられず、「もしかしたら、出るかも。儲かるかも。」と、やってくるのかもしれませんね。

パチスロで当たれば、すぐ負けは取り返せると
勝った時の記憶が叫ぶのかもしれません。


なんとなくこんな感じ

灰皿が終わったら、ホールにざっと掃除機などを
かけるのですが、

こんな大きいホールで、こんなバタバタした掃除しか、できない日常ならば、汚れはたまる一方だろうなと心配したら、店のお休みの日に、清掃業者を
入れていると聞きました。

また、もう、時効かと思いますが(店自体が変わっているため)、あのバイトの当初は、店に関するInstagramのUP、Twitter、ブログなど、SNSでの
発信は、禁止。処罰対象だという誓約書をもらいました。わたしは、掃除で、しかも、短期間でしたが、内部はわかるような場所に入ったりもするので、あの当時は、友人にも黙ってバイトしていました。


同じ深夜清掃の方は、バイト代は、休みの日とかに、違うホールにいって、使ってしまうんだよ。
自分でもバカだなぁと思うよ。と、笑っていました。


ドラちゃんは笑わない

ホールの休憩コーナーなどに

「パチンコ依存は病気です。お電話ください」

や、

「上限が来たら、店員がストップのお声かけをします。予算の使いすぎに不安な方はカウンターへ」

とか、抑止力も、働かせているのだなと思いました


いつもは、前を通るだけのパチスロ店。
中に入ったら、いろいろな人間のエネルギーの残骸を感じる場所でした。


いい、社会勉強になったと思います。

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