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私のセルフケア

「ストレス社会」で生きる

現代はストレス社会とも言われるほど、誰もがストレスを感じやすく、どんなに健康な人でも、睡眠不足や疲労の蓄積、気持ちの落ち込みなどで、身体のどこかに不調を感じたり、気持ちが沈んでしまうことがあると思います。

厚生労働省の「労働安全衛生調査(実態調査)」によると、現在の仕事や職業生活に関することで、強い不安やストレスとなっていると感じたことがある労働者の割合は 82.7%ととても高い結果となっています。
また、ストレスの内容(主な3つを回答)をみると、「仕事の失敗、責任の発生等」39.7%と最も多く、次いで「仕事の量」が39.4%、「対人関係(セクハラ・パワハラを含む)」が29.6%となっています。

職業柄、様々な企業や従業員の方に対して、ストレスとセルフケアについてお伝えする機会が多いのですが、そもそも自分自身が「こころと体のセルフケア」をして、ストレスをコントロールできていないと人に話すこともできません。

今回は振り返りもかねて、私自身が行っている「セルフケア」を一つご紹介させていただきます。

私のセルフケア

ストレス解消法というと、趣味の時間を楽しむ、ゆっくり湯船につかる、友達や家族と話をするなどいろいろありますが、私のとくにお気に入りのセルフケアは、ズバリ有酸素運動です。

一般的にストレス解消法としてよくいわれることですが、ストレスを強く感じているなと思ったときや、女性特有の日の前の気分が落ち込んだときに体を動かすと、気分転換やストレス解消につながるなぁととても実感します。モヤモヤとしたときに布団でゴロゴロしたりスマホをダラダラみていたりすると、ネガティブな方に考えが向いてしまうのですが、嫌なことがあったとき、なんとなく気分が落ち込んでいるときこそ、走りながら考えるといつの間にか気持ちが落ち着きます。

運動をすることで、交感神経が優位である時間が長くなりポジティブな思考になりやすいと言われています。また、軽い運動でも心を安定化させる働きをもつセロトニンやエンドルフィンといわれるストレス解消につながるホルモンが分泌されるといわれています。

とくに効果的と言われているのが、体の中に空気をたくさん取り入れながら行う有酸素運動です。軽いランニングやサイクリング、ダンスなどが有酸素運動になります。ただ、人によってはハードルが高いと感じるかもしれません。その場合は、近所を散歩したり、緑の多い公園などで、ちょっとアクティブにすごしたりするだけでも効果があります。1日20分を目安に、体がぽかぽかして、汗ばむくらい続けてみることがおすすめです。

ただ、これから寒くなってくるので、それすらも難しい方は、YouTubeで「自宅 有酸素運動」と検索してみてください。一日10分で家でできる有酸素運動の紹介動画がたくさん出てくると思いますので、ぜひ自宅で取り組んでみていただければと思います。頑張りすぎると、かえって疲れてしまうので、「スッキリしたな」と思えるくらいの軽さが継続のコツかなと思います。

ちなみに私は朝早い時間に体を動かすと、とくに気分がいいとかんじるので、早起きしてランニングするようにしています。

さいごに

体を動かす以外にも、ストレスとうまく付き合うためにできるセルフケアはたくさんあります。自分に何が合うのか色々試してみるのもよいかもしれません。


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