献体した方への慰霊祭の案内が来て、、、
ミニチュア作家のいわなり ちさとです。
紹介した作品は販売します。気軽にお問い合わせください。
寝かせていた記事です。
一昨年の12月に母が亡くなって献体しました。その時、一年か二年して解剖されるという説明を受けました。
昨年9月に来月慰霊祭があるという案内が送られてきて、母は知らぬ間に解剖が終わってしまったのだろうか?とうろたえました。
問い合わせ先に電話をしましたが、電話に出た職員の方は説明一つできず、担当の者が席をはずしているので、折り返し電話させますと言う答えのみ。
以前市役所に別件で電話をした時、折り返し電話をしますと言ったのに、2時間経ってもなにもなかったので、今回は折り返しというのなら1時間以内と思って待ちますと念を押して電話を切りました。
ぎりぎり1時間で学部長が電話を返してこられたので、折り返しという言葉には嘘はありませんでした。
母はもう解剖されたのかと聞きますと、まだですと。
普通解剖実習は春にあるので、その年に解剖させていただくなら3月に連絡しますとのことでした。
この話も初耳でしたが、少なくとも母はまだ解剖されていないということがわかってホッとしました。
案内文を読む限りでは、慰霊祭を行うので、ご出席かどうかを知らせてほしいという内容でした。もう肉体は無くなったのかと思って驚いたことを話しました。
献体を申し込んだ方にも慰霊祭出席の案内をしているという説明があり、簡単にお返事することではないので、担当部署で検討してご連絡しますというお返事でした。
もう忘れられたのかな?と思う頃に再度電話がありました。
解剖が終わられたかどうかにかかわらず一斉にご案内をしていましたが、ご指摘の通り、わかりにくい点がありますので、文面を変えようと思います。今年は間に合いませんが、来年には変えた文面でのご案内をさせていただきます。また、電話に出た職員がなにもわからないという点も改めますと言う回答をいただきました。
では、変えられた時にその文面を確認したいので、送って欲しいとお願いしましたら、承知してくださいました。
12月になってから、変更したので、ご自宅のほうに送らせていただいてよろしいでしょうか?という確認の電話があり、数日して届きました。
その年に解剖に付された家族には故人の名前も書かれた、慰霊祭と納骨式の案内。献体を申し込んで、またご存命の方には有終会会員様宛として慰霊祭の案内、納骨は終わっている遺族の方には慰霊祭の案内と3種類の案内になっていました。
これなら、遺体と施設の玄関で別れた私のような遺族も納得がいく文面になっていました。
電話で学部長を呼び出すのはかえって迷惑かなと思ったので、医学部のHPからお礼のメールを送ろうと思ったのですが、そんな対応はなくて驚きました。
お礼だけならメールでいいかなと思ったけれど、アドレスの開示もなく(もしかするとどこかにあったかもしれないけれど私には見つけられずでした)残念な想いが残りました。
今まで、遺族の方はどう受け止められていたのでしょう?
3月に連絡がなければ、解剖されてないことを知ってらしたならわかるけれど、私は1,2年あとに解剖になるとしか聞いてなかったので、驚きました。
なにしろ、母が献体した少し前にはせっかくのご遺体の管理がいい加減だったことが発覚していましたので、まさか?という思いもありました。
そんな不安を払拭するような誠実な対応に感謝しています。
納得がいかないことには一言言わせていただかないとなし崩しになってしまいかねませんから、電話させていただき、結果いい変更がなされてよかったです。
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