【映画#23】「ピンク・パンサー2」 『パレード』より
こんにちは、三太です。
お盆休みとなり、自分は完全に夏休みとなったので、家で家族とゆっくり(?)過ごしています。
いや、実は家にいると、これはこれで色々とやることが満載で忙しかったりもしますが・・・。
では、今日は『パレード』に出てきた映画、「ピンク・パンサー2」を見ていきます。
『パレード』内に出てくる映画26作中の17作目です。ついに、残り10作となりました。
基本情報
監督:ブレイク・エドワーズ
出演者:クルーゾー(ピーター・セラーズ)
リットン(クリストファー・プラマー)
クローディーヌ(カトリーヌ・シェル)
音楽:ヘンリー・マンシーニ
上映時間:1時間52分
公開:1975年
あらすじ
博物館(らしきところ)に展示されていたピンク・パンサーという宝石が盗まれるところから話は始まります。
そのダイヤを取り戻すために、クルーゾ―という刑事が派遣されます。
どうやら彼は以前にもピンク・パンサーを取り戻した実績があるようです。
しかし、そのクルーゾー自身はこう言ってはなんですが、犯罪を捜査する力は全く皆無で行く先々でトラブルを起こしまくります。
ひたすら物を壊します。
インターフォン、車、掃除機・・・。
クルーゾーが動き出したのと同時に、チャールズ・リットンという男もピンク・パンサーの在りかを突きとめようとします。彼自身がもともと泥棒を生業としているところがあり、一つ一つピンク・パンサーへと近づいていきます。
ピンク・パンサーという宝石をめぐるドタバタコメディーです。
設定
宝石を取り返す
感想
面白かったです。
ずっと笑わされました。
クルーゾーのはちゃめちゃぶりが愉快です。
そもそも、まず実写なんや!?と思いました。
ピンク・パンサーと言えば、あのアニメの・・・と思っていたので、はじめにそのピンク・パンサーが出てきたときは、このままアニメの感じで行くのかと思っていたのですが、はじめだけやん!となりました。(終わりにも出てきますが)良い意味で裏切られました。
クルーゾーとちょい役とのやりとりは笑わされます。
ドレフュス主任警部(クルーゾーの上司)はやたらクルーゾーに切れているし(いや、わかるけれど・・・)、ケイトーはお手伝いの身ながら、クルーゾーを常に狙っています。(遊びですが・・・)
2ということで1を知らなければならないかとも思っていましたが、十分にこれだけでも楽しめました。
プールへとバキバキガッチャンクルーゾー
その他
コメディー
アクションもけっこうある
『パレード』内の「ピンク・パンサー2」登場シーン
小窪サトルが、忍び込んだ女の部屋でのシーンです。
アパートでシェアハウスをしている主人公達とは別の部屋です。
「聞いたことはあるが、観たことはない」とありますが、このあとサトルが「ピンク・パンサー2」を再生して見るシーンで、冒頭の博物館のシーンが叙述されているので、きっと吉田修一さんは見ているんじゃないかと思います。(まあ、見てなかったら小説に入れづらいですよね・・・)
ただ、映画的にはここから面白くなるというところで、小説の世界に戻るのですが。
吉田修一作品とのつながり
見出したいんですが、この映画もピンとこないです。
こんなに笑える話はあったかな・・・。
以上で、「ピンク・パンサー2」については終わります。
それでは、読んでいただき、ありがとうございました。
画像の出典:映画ドットコム「ピンク・パンサー2」