【映画#42】「エリン・ブロコビッチ」『7月24日通り』より
こんにちは、三太です。
最近、左足のふくらはぎの痛みが再発してしまいました。
整骨院で見てもらうと、どうやらふくらはぎの筋肉の使い方のバランスが悪いようです。(内側を使いすぎているようです)
そのため今はつまさきをまっすぐ前に向ける、指を使うということを意識して生活しています。
この痛みはどうなるんでしょう。
では、今日は『7月24日通り』に出てきた映画、「エリン・ブロコビッチ」を見ていきます。
『7月24日通り』内に出てくる映画5作のうちの3作目です。
基本情報
監督:スティーブン・ソダーバーグ
出演者:エリン(ジュリア・ロバーツ)
エド・マスリー(アルバート・フィニー)
ジョージ(アーロン・エッカート)
上映時間:2時間10分
公開:2000年
表紙画像の左がエド・マスリー、右がエリンです。
あらすじ
「この映画は実話である」というナレーションから始まります。
不器用で、すぐ感情的になり社会の中で上手く生きていけない女性、エリン・ブロコビッチがこの話の主人公です。
彼女は夫と離婚し、8歳、6歳、9カ月の子どもがいます。
今は離職しているため、職探しを続けています。
いくつも就職を断られる中で、強引にエド・マスリー弁護士の事務所で働かせてもらうことになりました。
エリンはそこで、ある公害事件に関わります。
工場が垂れ流す6価クロムという毒素によって、周辺住民に健康被害が出ていました。
エリンは丁寧に聞き取りを進め、被害者たちの感情に寄り添います。
そして、どんどん事件の調査にのめりこんでいくのでした。
しかし、工場を持つ企業は大企業であり、訴訟は難航します。
また、エリンの新しいボーイフレンド、ジョージははじめ子どもたちの面倒を見てくれていましたが、あまりにもエリンが家に帰ってこないことに業を煮やし、家を出て行きます。
このようにエリンには様々な困難が訪れますが、彼女は自らを成長させ、それらに立ち向かっていきます。
公害事件の訴訟を通して描かれる、ある女性の奮闘記です。
設定
・シングルマザーの奮闘
・裁判でのやり取り
感想
これが実話だったのはすごいです。
はじめにナレーションでそう出ていたのを忘れており、最後にこの事件はアメリカ史上最高の賠償金額を得た事件だったという内容のナレーションが流れたときに、そういえば・・・と思い出しました。
見終わってサクセスストーリーで良かったなと思いました。
エリンは感情的であり、途中、何かが起こって転落するんじゃないかとひやひやしていたので、エリンとおそらくその家族も幸せになって良かったです。
訴訟や裁判という論理的にやり取りする場でも、まずは人の心を丁寧に扱うことが大事だというメッセージが伝わってくる映画でした。
はじめはというか、実は見終わるまでけっこうこの人怪しい人ではないかと疑っていたジョージは、結局最後まで良い奴でした。
エリンのファッションが多彩で、同じ服を着ている時はないのではないかというほどでした。
毎日がファッションショーよ冬うらら
その他
・ウィキペディアより
→第73回アカデミー賞でジュリア・ロバーツが主演女優賞を受賞している。
『7月24日通り』内の「エリン・ブロコビッチ」登場シーン
前回の「キューティ・ブロンド」に続き、この作品も、本文内ではなく、瀧井朝世さんの解説の中に出てきます。
「強い女は美しい」というテーマで、吉田修一さんが女性にすすめる映画として挙げられている1作目がこの「エリン・ブロコビッチ」です。
確かに、エリンは強い女であり、奮闘しており、女の武器を意識的に使っています。
そして、美しいですね。
吉田修一作品とのつながり
シングルマザーの奮闘はありそうです。
ただ、「この作品!」とすぐ挙げられないので、また作品を読む中で見つけていきたいです。
以上で、「エリン・ブロコビッチ」については終わります。
それでは、読んでいただき、ありがとうございました。
画像の出典:映画ドットコム「エリン・ブロコビッチ」
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