キャリアに悩む中年サラリーマンが新卒向けの自己分析本をやってみた#2 すべてのワークシートをクリア!!悩みは消えたのか??
不惑を過ぎているのに、今後のキャリアがはっきりと描けていませんでした。悩んだあげく、昨年の4月から、新卒向けの自己分析本に挑戦しました。
選んだ本は「絶対内定」。開始から1年。ようやく、すべてのワークシートをやり切ることができました。
やり終えての感想など、書いてみたいと思います。
🔵まとめ
ーキャリアを考えるため新卒向けの自己分析本を一通りやると決めた
ー選んだ本は「絶対内定」
ー1年かけてようやくすべてのワークシートをやり遂げた。
ーゼロ秒思考のA4メモ書きの要領で、1つの質問に1分で記入するやり方をしていくと、ちょうどいいペースでワークシートを進められた。
ー本を一冊やり切ったが、悩みは完全には消えなかった。しかし、学生のころから気になっていた本なので、やりきった満足感はある。
ー記入したワークシートを振り返るのが面白いし重要。気づきがある。
🔵選んだ本は「絶対内定」
使う自己分析本は「絶対内定」(著:杉村太郎 熊谷智宏)にしました。
絶対内定・・。転職活動をしているわけではありません。一体何に内定しようとしているのでしょうか・・。自分でも全くわかりません(苦笑)。
🔵「絶対内定」を選んだ理由
この本を選んだのは理由がありました。自己分析をするならこの本にしようと、最初から決めていました。
この本を選んだのは学生時代にOBの方から聞いた武勇伝の影響です。
学生の頃はこの本が怖くて、全く手をつけられませんでした。
当時に比べれば、今は集中内観などの経験があります。自分を見つめることが以前よりはできるようになっていると思います。
今ならできるのではないか?と、取り組んでみることにしました。
🔵やりきっての感想
1冊やりきっても悩みは消えなかった。でも満足感はある。
ワークシートを全てやり切りました。残念ながら、これからのキャリアをどうしていったらいいのか、結論は得られませんでした。
しかし、やり切ったという満足感は確かにあります。本のまえがきによると、この読者で実際にワークシートに取り組むのは3%の方しかいないそうです。
まして、就職活動中の学生でもないのに、この本を一冊やりきった自分は相当珍しい部類といえるでしょう。(苦笑)
学生時にこの本をやっていた方は、自分のはるか先を進んでいるとは思います。それでもいいのです。
本にはワークシートは1週間でできると書いてあります。実際にやってみると、自分の場合は1年かかりました。学生でこの本をやりきった方は本当にすごいと思います。
ゼロ秒思考A4メモ書きの要領で記入すると楽にこなせた
私はゼロ秒思考のA4メモ書きを習慣にしています。テーマを決め、考えていることをA4用紙に1分で書き出す、というメモの方法です。
「絶対内定」には自己分析のため、いろいろなワークシートがあります。質問も多いです。時間をかけて書こうとすれば、1枚で何時間もかかってしまいます。
そのワークシートが100枚近くあるのです。時間をかけていたら、いつになっても終わりません。
そこで、ゼロ秒思考のA4メモ書きの要領で、質問の答えを1分で記入したらいいのでは?と思いつき、やってみました。
1分で書ききれないことがあっても、気にせず次の質問に進みます。この方法にすることで、ワークシートをペース良く進められるようになりました。
本書でも、時間をかけすぎるよりは、さっとワークシート全体をやることが推奨されています。実際にやってみて、確かに1枚に時間をかけすぎるよりは、全体をやってみたほうが良いと思いました。
1枚にたくさん書くことより、むしろ大事なのは、書いたあとの振り返りではないかと思います。
記入したワークシートを振り返るのが面白い
ワークシートを一通りこなした後、書いた内容を振り返ると気づきがあります。書いているときは、書くことに集中しているので、案外気づきがありません。
書いたことを後で振り返るときのほうが、気づきが得られます。
振り返ってみて、「短所と長所はつながっている」「大人になってから努力して自分は変わったと思っていたが、案外弱点はそのまま」等、たくさんの気づきがありました。
実体験からも、ワークシート全体をさっとこなして(1年かかっていますが・・)振り返るのが大切だと実感しています。
🔵おわりに
新卒向けの有名な自己分析本を1冊やれば、今後のキャリアをしっかり描けるようになるのではないか。
そんな思いつきから始まった、「キャリアに悩む中年サラリーマンが新卒向けの自己分析をやってみた」
結論としては、やってみたものの、悩みは消えませんでした。しかし、これだけやっても分からないのだから仕方ない!と開き直れる気持ちになれたと思います。
時間はかかりましたが、取り組んでみてよかったと思っています。
時間をおいて書いた内容を振り返るのが楽しみです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
今後も創作を楽しみながら、記事を投稿していきたいと思います。
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自己分析を開始したときの状況を書いた記事はこちら
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